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新曲MOONLIGHTの和訳と解説


noteではお久しぶりなRick Lifeです

今回、自分が11月16日に出した最新曲「MOONLIGHT」の和訳と解釈を説明していこうかと思います。

AppleMusicの公式プレイリストに選ばれてから、多くの方へ届けられたこのチューンの想いを、改めて文字で伝えられたらなと思います。

選ばれたプレイリストはこちら


曲のリンクはこちら



MOONLIGHT 和訳編

(verse1)
Did you send me text? Time to get your place?
After my hard work,  you can’t wait for me but I walk
City lights are still on, like my heart already moved on
You thought I loved you? No How come, I’ve been sick of you

(和訳)
私にメッセージ送った?「君の場所に向かう時間だ」?
私たくさん働いた後なんだけど、君は私のこと待ち切れないだろうけど、歩くわ
街中の明かりはまだ明るい、まるで私の気持ちが変わったように
私がまだ君のこと大好きだと思ってる?まさか、もうずっとうんざりしてたよ

(verse1 続き)
I cannot now have you into my life time,
I do deserve that choose what I wanna do  
Don’t care you call me bitch slut whatever
No way, we never be together

(和訳)
今はもう君が私の人生にいることはできない
私は自分が何をしたいか選ぶ立場に値する
君が私をビッチだアバズレだって呼ぼうが気にしない
もういやだ、私たちはもう一緒にはいられない


(bridge)
When will the last kiss end? tonight?
Spent the most beautiful moment… But I

(和訳)
いつ最後のキスが終わるの?今夜かな?
一番綺麗な瞬間を過ごしてるけど...私は...

(hook)
Under the moonlight
With the Starlight
That shines my eyes
Ooo baby I am all of your mind

(和訳)
月明かりの下で
星の灯りと共に
私の目をキラキラに照らす
そんな私はあなたの全て

I Told you Bad lies
you know I'm sober
We something ain’t right
Ooo baby I'm gonna leave tonight

(和訳)
君に悪い嘘ついてた
私がシラフなのは知ってるよね
私たちはどこか合わない
今夜サヨナラします

So complicated feeling
So completely said “bye”
But it’s destiny maybe
You got the moonlight, You got the  moonlight ooo baby

(和訳)
とっても複雑な気持ち
だから完全に「サヨナラ」と言った
でもこれは運命かもね
君は月明かりを手に入れたね


(verse2)
Did I do something wrong with you before ?
Just prioritized your happiness always Im done
Why you look for from me more and more, endlessly?
You never did the best cuz I was just you’re thing sadly

(和訳)
前に君に何か悪いことした?
いつも君は自分の幸せだけ優先してたよね、そんな私はよくやったよ
なんで私に次から次へともっと無限に求めてくるの?
悲しいことに私は君にとってただのモノに過ぎないから、君は全力で愛してくれてなかったね

(bridge)
Blurring the eye sight with tears
Don’t scream my name I won’t come back to you

(和訳)
涙で視界がぼやけてる
私の名前を叫ばないで、そんなことしても君の所には戻らないから

※その後hookが繰り返されて曲が終わります。


MOONLIGHT 歌詞の解説


和訳を読んでいただければ気づくと思いますが、これは失恋ソングでも恋人を振る側の心情を描いています。

歌詞の中では、主人公が恋人を振るまでに至った経緯や心の変化を、メロディに乗せて歌ってます。

それでは歌詞ごとに解説をしていきます。

(1番目の歌詞)
「私にメッセージ送った?「君の場所に向かう時間だ」?
私たくさん働いた後なんだけど、君は私のこと待ち切れないだろうけど、歩くわ
街中の明かりはまだ明るい、まるで私の気持ちが変わったように
私がまだ君のこと大好きだと思ってる?まさか、もうずっとうんざりしてたよ」

ここの場面では、主人公が社会人であり、勤務後に恋人から送られてきたいつも通りのメッセージを確認するところから始まります。
好きな人には早く会いたいものですが、主人公は急ぐ気もさらさら無く、歩いていきます。

街中が明るいように=気持ちが変わった後に心がポジティブになっていることを表してます。

また、主人公が恋人からまだ好きという感情が残ってると思われるのが癪だという描写もあります。すでに好きでは無くなってるので、うんざりという感情が出てきます。恐らく前から揉め事が積み重なってきたのかもしれません。


(1番目の歌詞の続き)

「今はもう君が私の人生にいることはできない
私は自分が何をしたいか選ぶ立場に値する
君が私をビッチだアバズレだって呼ぼうが気にしない
もういやだ、私たちはもう一緒にはいられない」

すでに別れを伝える覚悟が表れている箇所になります。
主人公自身がやりたいことも、恋人の存在によって邪魔されてきたのかもしれません。
また、何か喧嘩が起こると恋人には暴言を吐かれるのが日常だったのかもしれません。
そんな相手とはもうやっていけない、素直な気持ちが表れてます。


(bridge1の歌詞)
いつ最後のキスが終わるの?今夜かな?
一番綺麗な瞬間を過ごしてるけど...私は...」

この場面で今夜が恋人のパートナーでいられる最後の夜だということを強調しています。
好きな物同士がキスするのはとても素敵な瞬間ですよね、しかし主人公はそうは思えてませんでした。


(Hookの歌詞)
月明かりの下で
星の灯りと共に
私の目をキラキラに照らす
そんな私はあなたの全て」

そんな別れを告げる夜ですが、月は人間の都合なんか知りません。どんな時でも、月明かりは綺麗です。星の光も伴って主人公の眼は輝いて魅力的に見えてます。ここでも私はあなたの全てだと現在形で表しているのは、恋人目線から見た主人公を指しているからです。サビでは主人公が恐らく恋人にはこう見えてるだろうという気持ちを歌ってます。
そう、今夜別れるつもりだと決意している主人公の気持ちなど、言葉になるまで恋人は気づいていないのです。


(Hookの歌詞の続き)
君に悪い嘘ついてた
私がシラフなのは知ってるよね
私たちはどこか合わない
今夜サヨナラします」

この悪い嘘というのは、要するに別れをとうとう切り出した場面を表してます。何も予測してなかった恋人側からすると、別れたいだなんて嘘だと思いたいはずです。シラフではない、と言うことで本気であることを伝えています。ハッキリ言葉にして、別れを告げています。


(Hook の歌詞の続き)

とっても複雑な気持ち
だから完全に「サヨナラ」と言った
でもこれは運命かもね
君は月明かりを手に入れたね」

主人公が恋人に「別れたい」と伝えた直後の心情を描いている場面です。「複雑な気持ち」というのは「やっと別れを伝えられたと言う安堵な気持ち」と「今まで過ごした時間を振り返って少し寂しくなる気持ち」…色んな感情が混ざっています。好きになった頃と別れを告げた瞬間を比べてしまっているのかもしれません。
ですが、どっちにしろ一緒にいることがこれ以上限界だったのも事実でもある、そんな現実を「運命」として表現しています。
主人公が恋人から離れた後、恋人に残されたのは残酷にも綺麗に輝いている月明かりのみです。


(2番目の歌詞)
「前に君に何か悪いことした?
いつも君は自分の幸せだけ優先してたよね、そんな私はよくやったよ
なんで私に次から次へともっと無限に求めてくるの?
悲しいことに私は君にとってただのモノに過ぎないから、君は全力で愛してくれてなかったね」

2番目の歌詞では、別れの原因を語っています。
主人公は恐らく、恋人からの扱いがあまり良くなかったのかもしれません。恋人は主人公の意見などを無視していたのかもしれません。色んなすれ違いがあったのかもしれません。
だんだん、恋人からの愛も感じることも少なくなってきたのでしょう、または主人公が恋人としての尊厳が無くなっていく出来事などがあったのでしょう。どっちにしろ、付き合っていく中でネガティブな部分が大きくなっていきました。


(2番目のbridge)
涙で視界がぼやけてる
私の名前を叫ばないで、そんなことしても君の所には戻らないから」

時間軸は戻され、別れた直後の恋人の反応を描いています。
涙で視界がぼやけているのは主人公でも、恋人でもあるかもしれません。
また、主人公の去り際に、恋人が主人公の名前を叫ぶのが聞こえてきますが、それでも決して戻らない覚悟が表れています。


制作秘話

MOONLIGHTは、私が弾き語りをするぐらい好きな曲でもありますがどのように生まれたのか、語ろうかと思います。

MOONLIGHTは2023年の2月に原型のデモが完成しています。
デモ版はこちら👇


この時期はまだ寒い冬でしたが、仕事からの帰り道、自転車を漕ぎながら空を見上げると綺麗な月が輝いていたのを発見しました。
何か月をテーマにした曲を書いてみたいなと、ぼんやり思った時でした。

同時に、ゆったりだけど少し色っぽい、自分好みのR&Bサウンドに挑戦してみたいと思っていた頃でもあったので90年代から遡ってR&Bの研究に勤しんでました。
その時に思ったのが、R&Bって愛に関する曲が多いということです。特にポジティブな意味でです。また、たとえ別れの曲があったとしても、振られて辛い、と言ったような内容が多いなぁと思ってました。

そこで、逆に振る側の立場で、月明かりの美しさを交えたストーリーを書いたら面白いのではと思い、そこから後は早かったです。今まで自分が経験したことも少しだけ混ぜて世界観を作ってみたので、歌詞はそこまで悩まずに、結構スピーディに完成まで近づけられました。

ただ、ボーカルのレコーディングは5回録り直したため、途中心は折れそうでした。何回録っても歌声が雰囲気に近づけきれてなく、5回目でようやく聴ける状態に仕上げられました。

トラック作りも、聴くだけで夜の雰囲気が伝わるように音選びには慎重になりました。キラキラな音も入れて、月明かりも同時に表現しようとアイディアを捻り出しました。


最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
元々言葉で表現することが苦手で、自分のことを音楽で表現してきた者なので文章を書くのは上手くはないかもしれませんが、自身の制作した曲の秘話を書いているうちにとても楽しい気分になれました。

是非、MOONLIGHT、絶賛配信中ですので改めて聴いてみてください!


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