できることがたくさんある方が人生は楽しい

最近たびたび50代の社員の方との人事面談をしています。

共通しているのは、
慣れた仕事を定年までしていたい
体調の問題があるので、なるべく在宅勤務できる部署がいい
などをうかがうことです。
うちの会社は総合職ばかりなので、異動はあたりまえなんですが、、、
50代になってまったく新しいことをさせられても、、とおっしゃいますし、その気持ちとてもよくわかります。
面談では、その気持ちを承認しながら、お話をうかがいます。
でもそれが行き過ぎると、この部署以外では働けないから絶対に異動させないでほしい、という主張になってしまうんですよね。
そんな時は、相手の気持ちをしっかり承認して話をうかがった上で、会社としては、健康上必要な配慮があればするものの、異動や配置は全体最適でするので絶対はないですよ、と伝えています。
そうすると、そうですよねーと、一応言ってもらえます。

健やかに働き続けるために必要なのは変化を楽しむ好奇心？

こういった面談をしていると

仕事で過度に保守的になること
と
加齢で体調の問題を抱えること

は繋がっていて、2つが掛け算のように、マイナスのスパイラルになっている気がしてきます。
みなさん幸せそうじゃないんですよね。

仕事で費やす時間を考えたら、その時間をなるべく変化しないように守りに入るより、変化を受け入れ、楽しめる好奇心があった方がいいのではないかと思えてきます。

今できることの中で過ごすより、
新しくできることが増えるほうが、
長い人生楽しいんじゃないでしょうか。
人生100年の時代ですもんね

春は異動の季節、自分の希望と違う部署になって
戸惑う方も、急に管理職をやれと言われ抵抗を感じる女性も、新しいことを始めるか迷っている方も、そんな風に考えてみるといいかもしれません。

ものぐさマインドの娘に伝えてみた

体育の縄跳びをサボろうと、今週も体操着をわざと忘れようとしていた娘に言ってみました。

「1年生になってからたくさんできることが増えたよね❗ひらがなもカタカナも漢字も書けるようになったり、たし算やひき算、逆上がりも❗
できることがたくさんあるって楽しいことだから、学校の日は、学校でやると決まっていることは、嫌なことでもやってみたら？」　と。
私の言葉をきいてちょっと考えてた娘に、こんな返しをされました。

「学校の日のことはわかったけど、
じゃお休みの日に縄跳びの練習しようと言ってたのはやめようね！！」

うーん。そうきたかー
なんか響いていてほしい、、、（笑）

最後まで読んでいただきありがとうございます。