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挑戦することで自分を成長させ、周りを喜ばせたい リチカのクリエイターが「やりたいこと」を仕事にできた理由

リチカで働く人たちはさまざまな思いや理想、バックグラウンドを持っています。一人ひとりにじっくりと話を聞き、掘り下げていく「リチカな人たち」。今回はクリエイティブ部でクリエイターとして活躍する脇坂翔さんです。プログラミング、デザイナーを経て動画制作・編集に携わる脇坂さんが、リチカに出会うまでとリチカで今後成し遂げていきたいこととは?

「ものづくりが好き」だからプログラミングの世界へ

大学の時は「ダンスしかしていなかった」という脇坂さん。「4年になって『就活のことを考えないと、やんなきゃ』ってなったんです」というものの、やりたいこと、なりたいものを今まで考えたこともなかったため、何から始めたらいいか本当にわからなかったと話す。

小学校の頃から図工が一番好きな教科、というぐらいものづくりは好きだった。しかしそれを仕事にできるのかは全く思いつかず、文系学部に通っているからとまずは営業や企画などの総合職を受けてみた。しかし、あまり魅力を感じず、一度立ち止まって考えてみた。「やっぱりものづくりが好きな自分。伸びてる業界で働きたい」と考えたのは、IT分野でのものづくり、プログラミングエンジニアだった。

とはいえなんの知識もないため、プログラミング講座を開催している会社のインターンを受けることにした。インターンに採用されるにあたり、その会社で展開している教材を無料で学ぶことができ、1カ月半ほど本気で学んだ。晴れて試験を通った脇坂さんは、初心者にプログラミングを教える業務につき、新卒でもそのままその会社に入社した。

社員になってからはスクールの運営業務にもあたった。だが、エンジニアという業務に触れれば触れるほど、自分はもっと「見た目」、外に触れる部分を作ることが好きなんだと改めて気づいたという。

動画の自由さに魅せられ、毎日学びの日々

決めたら早かった。新卒ではあったが半年で辞め、デザイン制作会社に転職した。その会社の業務はWebサイト制作がメイン。実際に「外側を作る仕事」として関わってみると、サイト全体のトンマナを決めたり、パーツのルールを決めたりといった業務に携わることとなった。受け持つ案件の中では、余白やタイトルの大きさにセオリーが決まっており、もう少し自分のデザインの幅を広げていきたいと思うことが多くなった。

もっといろんなことを表現したいのに……。そう考えていたときに出会ったのが、モーショングラフィックスだった。「時間軸があって、動きがある、というだけで、めっちゃ自由に表現できて自分のクリエイティビティを発揮できるじゃん! って、ハマりました」

もっと動画をやってみたい。その思いを抑えきれなかった脇坂さんは、まずは勉強に取り組んだ。とはいえ、仕事のあとに勉強しようと思っても、疲れてしまってできない。なので、朝のルーティンに取り組もうと考え、家の近くのスタバが開く7時から勉強を始め、9時半まで勉強し、10時から会社の業務をする、という生活を毎日続けていた。

やりたいことがあるなら、自分をそこに近づける

自分の経験を活かして転職するのではなく、自分の挑戦したいことに向かって自分を作っていく。その強い意志はどこから生まれてくるのだろうか?

「就活してる時も周りはみんな、ファーストキャリアが大事とか、絶対大手に入ろうって言ってたんです。でも自分はそこにはあまり興味がなくて。やりたいことをやっている人が素敵だなって思ってます。もちろん『会社が求めていること』と『自分がやりたいことをできるスキル』がマッチしていないとそもそも採用に繋がらないと理解した上で、『やりたいこと』を考えていった結果、必要なことは自分で学んでいかないと、と考えるようになりました」

とはいえ継続して何かをやり続けるのは、並大抵のことではない。脇坂さんも3日坊主になりそうになっていたところ、Atomic Habits(日本題:ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣)という本に出会い、すべてが解決したのだと話す。単純にいうと、習慣化するにはとにかくハードルを限りなく下げること。例えば筋トレも、腹筋1回でもやったら「成功」とみなすという考え方だ。とにかくなんでもいいからやること。その考えを身につけ、勉強も継続させてくることができた。

リチカを知り「ここで切磋琢磨したい」

転職活動にあたり、動画を制作している会社ということで何社か見つけたが、リチカには特に強く惹かれた。リチカを知ってから社長・松尾さんのインタビューやリチカのnoteなどあらゆるものを読み、見てみたが、特に松尾さんと社員のメンバーが1対1で話しているコンテンツが脇坂さんに刺さった。

「リチカに出会った時は、風通しの良さをすごく感じて。こんなにざっくばらんに社長とメンバーが話せる環境って素敵だな、みんな楽しく働いてるんだろうなっていうのが感じられました。メンバーの方もそれぞれ、自分の意思を持って仕事に取り組んでいて、『能動さ』とか『熱量』をすごく感じたんです」。この人たちと一緒に働いて、切磋琢磨したい。それを面接でも熱く伝え、脇坂さんは2021年の5月にリチカのメンバーとなった。

入社することが決まり、オンラインで4月末のMonthly Switch(月1の締め会)に参加した際に、まず驚いた。自分が5月から入社すると自己紹介すると、見たことがないぐらいたくさんのコメントが流れてきた。「めっちゃワイワイしててびっくりしました。わ、スタートアップだなっていうか」と笑うが、みんながいい雰囲気で盛り上げようとしてくれることにとてもワクワクしたと話す脇坂さん。当時はまだいろいろと整備されていないことも多く、特に自分の所属する部署の名前が毎月変わるといったこともあった。「業務の内容の幅も大きくなり、自分のできることが増え、かつ新しい刺激がバンバンくるので、飽きないなって思いましたね」


挑戦しつづけて、幅を広げていきたい

入社してからはしばらく、「リチカ クラウドスタジオ」でお客様が動画を制作するためのフォーマット作りをメインの業務としていた。だが会社が成長していくにつれ、求められることも変わってきた。最近は主に、お客様である企業のWeb広告運用のクリエイティブ制作を請け負っている。広告クリエイティブの静止画、広告動画などをどんどん作り、広告を配信し、数値を見て改善して、どんどん作って……というループをスピード感を持って回している。それこそ、毎日というレベルで何か新しいものを作っているという。

また、リチカが資金調達をした際に出した「動くプレスリリース」も脇坂さんの手によるものだ。社内の別の部署が獲得してきた動画案件のディレクションを担当することもあり、仕事の幅はどんどん広がっている。


「自分が明確に『これ』って絞るのも、リチカのクリエイターとしてはちょっと違うなと思っていて。求められていることにどんどん対応していけることに価値があると思います。そういう意味では、どんどん新しいチャレンジングな依頼にも挑戦して、対応の幅を広げて、いろんなことができるクリエイターになっていきたいなって思っています」

挑戦するマインドを大事にしたいという脇坂さん。リチカという会社自体が挑戦を続ける組織であることにも、大いに刺激を受けている。自分の能力がまだそこには到達していないかもしれない、と自信が持てないときでも、「挑戦したいです」という意思表示を心がけるようにしている。

「チャレンジすると失敗するかもしれないですけど、失敗したらそこで改善できて成長するし、成功したらインパクトが大きいからみんなに喜んでもらえる。いいことしかないなって思います」

自らの努力と意志によって、「やりたいこと」へと近づいていった脇坂さん。これからもリチカで挑戦を続けていく。


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