ループし続けることを知る、ということ
麻裕(まゆ)です
突然ですが
私、まもなく旅に出ます
物理的にはほんの数キロ
心理的には月と地球3往復くらい
そんな旅になりそう
絶賛荷造り中です
MONOKOTOYAの1stコレクションが
”BonVoyage”
だったのは伏線だったのか
判断はみなさまに委ねます
そして
荷物を整理整頓する中で
紡いだままで編みきれていない
2022年の言葉たち(メモ)を発見しました
今回は、その中のひとつ
「ループし続けることを知る、ということ」
こちらを編み下ろすとします
どの段階がその時代の正義かは、書き出してみると意外とわかりやすい。
どれも正義であるのに、脈絡や時代の変遷の中で【言っちゃいけない感】【こっちの方が過半数感】によって、正義がなんとなく決まる。
そしてそこに同調することが”自分は時代にあった、まともで賢明な存在である”と思わせる麻薬になる。
❶新しいものを作ろう! 挑戦しよう!
⬇︎
❷やりすぎた! 抑えよう!
⬇︎
❸小さなことでも満足できる方が豊かだよ!
このままを維持しよう!
⬇︎
❹それでは新しいものが生まれないよ!
⬇︎
①新しいものを作ろう! 挑戦しよう!
⬇︎
②やりすぎた! 抑えよう!
⬇︎
③小さなことでも満足できる方が豊かだよ!
このままを維持しよう!
⬇︎
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メモはここまで。メモなので結論はなく、その時感じたモヤモヤをこの考え方で整理したのだと思う。
色々安直ではあるけれど、全体像を把握するということでお許しいただいて、おそらく”最近の正義”の住処は❷から❸への移行期くらいな気がしている。
メモをとった時、新しいものを作りたいのに世間的には受け入れられないジレンマみたいなものがあったのか、はたまたもっと漠然と時代の流れを俯瞰的にみて疑問視していたのか、それとも軽いけど重い同調圧力に嫌気がさしていたのか、もうすでに定かではない。数ヶ月前の自分のことだけどわからない。
でもこうやって流れを見てみると、妙に納得して安心する自分がいる。正義には正義がなさそうだもの。変化する世界は不安な時もあるけれど、変化しない世界を想像してみるとよくわかる。変化しないほうがはるかに不安。
私が何をしたって時代は変化するし、何もしなくたって時代は変わる。ループし続ける世界で生きている私たちに、こわいものなんてないんだなって、そう思った。
置かれている状況で悩むことがある。
大きく捉えれば時代、個人のスケールにおとせば身近な人たち。そんな周りの環境に対して、時代は変えられないからと時代のせいにすることもできるし、時代自体(捉え方という意味で)を私自身が変えることもできるよねって、そういうことが言いたかったのかな、数ヶ月前の私。
悩んだり理不尽を感じても、結局は自分次第だよって心から感じた夏頃の私は今、冬を生きている。ループする大きな川の中を泳ぐ私は、流れ方より泳ぎ方を覚えたい。そんな思いが旅への後押しとなっている。
Fin.
麻裕
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