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『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の続編展開を大胆予想する!?

めちゃくちゃ真剣に考察してますが記事史上最もくだらない可能性があります。
〈アクロス・ザ・スパイダーバース面白かったね〉
こんにちは、スパイダーマン大好きマンです!
世界中で大ヒットしている『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はもうご覧になりましたか?
映像は革新的&おしゃれ全開でかっこいいし、それぞれの世界線で活躍しているスパイダーマンが出てきて味方になったり立ち塞がってきたりで息もつかせぬ展開を見せてくれました。
そして、何よりマイルスモラレスがスパイダーマンになってヒーローという力と責任を負いながらも1人の高校生として家族や将来、友情や自分のアイデンティティに対して葛藤する様子が綺麗に描かれていてとても面白かったです。
また、マイルスモラレスの自分も知らなかった秘密を知らされた時は本当に驚きました。

その続編として来年公開予定の『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が待ちきれない私とそんな人のために次回作の展開を大胆予想したいと思います。
『アクロス~』の話を復習していきながらどう『ビヨンド~』へ繋がっていくのかを考察していくので見ていない方は注意して下さい。
もう公開して3週間経っている作品なのでいいですよね!?

まずは簡単に『アクロス~』のあらすじとラストを紹介します。

ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した⾼校⽣マイルス。共に戦ったグウェンと再会した彼は、様々なバースから選び抜かれたスパイダーマンたちが集う、マルチバースの中⼼へと辿り着く。そこでマイルスが⽬にした未来。それは、愛する⼈と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け⼊れてきた<哀しき定め>だった。それでも両⽅を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その⼤きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがす最⼤の危機を引き起こす…。

 https://filmarks.com/movies/91341

〈終盤から次回作に繋がるラストの展開〉
クモの能力を得るには放射能を浴びたクモに噛まれることが必要です、マイルスに噛みついたクモは別の世界からとある実験の事故によりやってきた個体でマイルスはそもそもクモの能力を得る予定ではありませんでした。
つまり、マイルスはクモの力を授かる運命にはいなかった特異な存在で、スパイダーマンが集まるスパイダーソサエティからすればマイルスは正統に能力を得たとは認めていないことはもちろん不確定要素が多いと危険視されており、1作目で一緒に戦ってくれたグウェンやピーターパーカーなどはマイルスに接近することを禁止されていました。
マイルスはスパイダーソサエティを訪れた時にカノンイベントというスパイダーマンに近しい存在が死ぬ出来事があることでスパイダーマンが成長してあらゆる世界で活躍でき、さらにマルチバースが成り立っている事を知りますが同時に次のカノンイベントでマイルスの父親である警察署長の死を予告されます。
マイルスはそれを止めるために元の世界に戻ろうとしますが、カノンイベントを止めることはその世界の崩壊に繋がるとソサエティの長スパイダーマン2099(ミゲル・オハラ)に告げられ拘束されます。
マイルスは拘束を解き、ソサエティにいる数多のスパイダーマンからの追手から逃れ、アース1610に戻る装置に乗り込みますが、戻る装置はマイルスのDNAではなくマイルスを噛んだクモに反応したため、そのクモが住んでいたアース42に飛ばされます。
その世界にはヒーローであるスパイダーマンは存在せずヴィラン連合シニスター6が支配する世界であり、マイルスはその世界に住んでいるマイルス(プラウラー)と対峙して終わります。
一方グウェンは警察署長である父親にスパイダーウーマンであることを知られ拒絶されたためスパイダーソサエティに加入せざる負えなくなり活動していました。
しかし、マイルスと勝手に再会してさらに元の世界に戻ろうとするマイルスに加担したと疑われたことで強制的に元の世界に戻されます。
そこで父親と再会しますが、父親と対立することはなくグウェンが留守にしている間父親は署長を辞職して娘と向き合うことを決意しており、理解し合います。
グウェンは過去に友達である彼女の世界に住むピーターパーカーの苦悩を理解できないまま亡くしたためもう友達を失いたくないと、1度マイルスが住んでいるアース1610に訪れた後、1作目の仲間と今作から加わったスパイダーマンインディアやスパイダーパンクに協力を仰ぎ、その仲間と共にマイルスとマイルスパパを助けに行くことを決意します。

この状況で1年待たせるのきついですよね。なのでもう私の頭の中で今作で起きたこと、伏線かもしれない出来事やセリフを元に次回作を作りました、もう『ビヨンド~』のネタバレと言っても過言ではない……いえ、それは過言ですが、是非暇つぶしに読んで下さい。

〈『ビヨンド~』で予想される3つの展開〉
『アクロス〜』で次回作に続くであろう展開がまとめると3つあります。それはほぼ間違いなく『ビヨンド〜』で回収されるだろうと思います。

① アース42にいるマイルスとスパイダーソサエティから独立して仲間集めをしているグウェンはどう合流するのか。

② スポットの最終決戦の行方は、また予言されたマイルスパパの死という運命にどう立ち向かうのか。

③ スパイダーソサエティとマイルスの今後は。


マイルスはアース42でマイルス(プラウラー)に拘束されている場面で終了します。
マイルスは電気を発する能力があるのでその能力で拘束を解きプラウラーマイルスと対決することになると予想されます。
一方、グウェンは異次元の世界に飛べる装置を持っていて自由ですがマイルスが自分の世界に帰れていないことを知ってもすぐに探しに行かず仲間集めをしていました。
この行動を考察するとグウェンは仲間を集めている理由は、そこからまたチーム分けをするからだと思います。1つのチームはマイルス救助、もう1つのチームはマイルスパパの保護とスポットの様子を見に行くチームに分かれます。
というのもラストにスポットはマイルスの世界に表れて何やら不穏な気配があったのでマイルスの救助と同じくらいスポットの行動を知ることは急務だと思ったからです。
そしてマイルスを救助するチームには必ずグウェンがいると思いますが、グウェンがアース42に訪れた時はマイルス同士が争い合っている最中だと思います。そこで何が起こるか、スパイダーマンマイルスをマイルスA、プラウラーマイルスをマイルスBとするとマイルスAはグウェンと合流してアース1610へ戻りますがマイルスBも後を追う形でアース1610に行くと思います。
その後については後程の説明でします。

そして、ラストシーンでもう1つ考察があります。それは、グウェンは仲間集めをする際、1作目の仲間やスパイダーマンインディア以外にサプライズゲストが用意されているのではないかという考察です。
ラストのセリフグウェンは「あなたもついてくる?」と残して終わります。このセリフは最初観客に言っているかもしくはマイルスに言っているものだと思っていました。
しかし、いきなり第四の壁を意識する発言をするのは変だし、マイルスは救いに行く対象なのでセリフのニュアンスが違うかなと思いました。
そのセリフで終わっているという意味の大きさと意味深な発言を勘案するとサプライズゲストの存在がおのずと匂ってきます。

それは……アンドリューガーフィールドが演じるスパイダーマンです!!
アメイジングスパイダーマンシリーズのスパイダーマンがグウェンの仲間に加わると予想します。
理由はいくつもあります、まず『アクロス~』でアメイジングスパイダーマンの映像が流れます、署長の死のシーンという物語の鍵となるシーンでの登場であったため次回作の伏線となっていてもおかしくはありません。
トムホランド版スパイダーマンの『スパイダーマンノーウェイホーム』でもマルチバース展開としてアンドリューガーフィールドが登場していたことでまた出演する可能性は大きいであろうと思いますし、マルチバースのプラウラーとして実写のプラウラーがいたことで実写とアニメが混合する演出があるのは不思議な事ではありません。
さらにこれが私の最大の根拠となるのですが、アメイジングスパイダーマンシリーズでのピーターパーカーの恋人グウェンです。シリーズ2作目のラストではピーターはグウェンをあと指先一つのところで救えずに亡くしてしまいます。そんな出来事があるピーターの前にグウェンと名乗るスパイダーウーマンが現れて助けを求めてきたらそりゃあ再会できたと喜び二つ返事でOKを出しますよね。
噂では実現しなかったアメイジングスパイダーマンの3作目の構想として亡くなったグウェンがピーターの前に現れスパイダーグウェンとして共にヒーロー活動をするというストーリーが考えられていたそうな。
『ビヨンド~』でその展開が実現するのではないでしょうか……!?そうなったらめちゃくちゃ熱いですよね。

② 
『ビヨンド~』のスポットの決戦は恐らく2回以上にわたって繰り広げられると予想します。
まず1回目の戦いは①で記述したグウェンが結成したチームの中のスポット偵察チーム対スポットです。
アース1610でスポットはマイルスパパを殺すために町で大暴れをするとマイルスに予言しています。
マイルスやグウェンと合流するまで偵察チームは時間稼ぎでスポットと戦うことが予想されますがそこからマイルスが合流してスポットと戦うという展開にはまだならないと思います。
何故なら同じアース1610にはスパイダーソサエティの長であるスパイダーマン2099や右腕スパイダーウーマンがいるからです。
スポットと対決している最中スパイダーソサエティも割り込んで結構大きな戦いに発展します。
そして、スパイダーソサエティの強力な戦闘力のお陰もありスポットを窮地に陥れ、一度スポットは退散します。
ここでスポットの目的が変わります、この心情変化が『ビヨンド~』の終盤への大きな布石になります。
そもそもスポットがこだわっている相手はマイルス唯一人です、そこでグウェンの集めた仲間やスパイダーマン2099が邪魔することによりスポットの標的はマイルスだけではなくすべてのスパイダーマンになります。
これによりすべてのスパイダーマン対スポットという構図が完成して最終決戦に繋がります。
スパイダーソサエティに所属するスパイダーマンはカノンイベントを受け入れてマイルスを止めようとしていましたがスポットの標的が変わることによりすべてのスパイダーマンが守る世界の危機に直結して試練が訪れます。
グウェンは元の世界に送り返される際「私達はヒーローだよね?」とスパイダーソサエティにいるスパイダーマンにヒーローとは何かを問います。
この答えが最終決戦で示されるでしょう。このグウェンのセリフ大好きです。

最終決戦はスポットの標的がすべてのスパイダーマンになったことによりマルチバースへ行ける能力を駆使してすべてのスパイダーマンを消し、スパイダーバースの崩壊を企みます。当然、その危機を止めるためにすべてのスパイダーマンが立ち上がります。
その方法も予想しました。
マルチバース崩壊を防ぐ鍵はスパイダーマンがもつスパイダーセンスという超直感です。この力を駆使してすべてのスパイダーマンはそれぞれ守る世界が違っても意志を重ねることで戦うことができるでしょう。
『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』というのはスパイダーバースを超えていくということ、つまりすべてのスパイダーマンが結託することでスパイダーバースという世界のシステム的な繋がりを超えたヒーローの絆が生まれるという事ではないでしょうか。

そしてみなさんも気になっているカノンイベントによるマイルスパパの死です。
マイルスパパを救えばアース1610が崩壊してしまう、しかし見過ごせばマイルスパパが死んでしまう。このジレンマをどう乗り切るか。
ここまで引っ張ってマイルスパパが死ぬことは考えにくいです。マイルスパパは救われると思います。
肝心なのは誰が救うのか……私はマイルスはマイルスでもマイルスBだと思います。
マイルスBはマイルスAと対峙した時「何故父親を救いに行かせなければならない?」と言っていました。アース42の世界ではマイルスパパは既に死亡していてマイルスの心は闇に包まれています。
しかし①で予想した通りマイルスBもアース1610に行っているはずです、そこでマイルスAでは父親を救うには間に合わないけどマイルスBなら間に合う見たいなシーンがあり、プラウラーとして闇バイトをしていたマイルスBがヒーローになるチャンスが生まれ、マイルスBの足は自然に動き出します。
マイルスBはマイルスパパを救うことでヒーローとしての意志が芽生え、ヴィランが多いアース42でもヒーローをしようと思う事でしょう。

それはつまりカノンイベントの未発生による世界の崩壊を意味します、アース1610は崩壊してしまうのか。彼らはその崩壊も防ぎます。
では、アース1610の崩壊を防ぐ鍵は一体誰なのか、それはマイルスとグウェンの仲間に加わった電脳世界のヒーロースパイダーバイトです。転送装置を操作していた人ですね。
スパイダーバイトはマイルスが元の世界に戻ろうとした時、彼女だけが止められる選択肢があったのにも関わらず止めませんでした、これは今のスパイダーソサエティの在り方に疑問を持っていたからで、彼女がグウェンの仲間に入ったのもマイルスを止めなかった答えを自分で見つけたり組織を変えていきたいという思いからで、マイルスに助けられたからマイルスを救いに行くという他の仲間とは動機が違う様な気がします。

マイルスとスパイダーバイトはカノンイベント未発生による世界の崩壊を防ぐことが出来るよう転送装置のシステムを活用してアース1610が崩壊する前にスパイダーバースという世界システムを繋ぎとめて崩壊を防ぐ装置を開発します、マイルスは大学で量子学の勉強をしたいと話していて、これは他のマルチバースに行ってグウェン達に会いたいという気持ちからだと思いますが、量子学からカノンイベントによる世界の崩壊を防ぐ方法を考え、スパイダーバイトと協力します。量子学に興味があるマイルスとシステムにめっぽう強いスパイダーバイトしか出来ない事です。
先程『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』のタイトルの意味を書きましたがこれには実は2つの意味があり、スパイダーバースの中で発生するカノンイベントという運命を超えていくという意味もあると思います。

③ カノンイベント未発生による世界の崩壊を防げるシステムを開発したことによりスパイダーソサエティの活動は世界の危機は助けられるスパイダーマン達で助け、カノンイベントの発生を見守るのではなく救われたいと願うすべての人の手を差し伸べられるような組織になると思います。
長を務めていたスパイダーマン2099の他のスパイダーマンにはない冷徹で現実的な価値観を持ったキャラクターは個人的には魅力的でいろいろ考察したことを話したいのですが最終的にはマイルスと手を組んでスポットを破り、カノンイベントという決められた運命に縛られる必要もスパイダーソサエティの長を無理に担う必要もないと考え、その立場から降りると思います。

マイルスはというとマルチバースへ気軽に行ける装置を手に入れながらも自分の世界にいる家族や友人、地域の人々を守りながら量子学を学べる大学を目指す『親愛なる隣人スパイダーマン』というイメージにもっと近づくと同時にたまに装置を使ってグウェンとデートしたり、スポットとの決戦でスパイダーソサエティにも認められたマイルスが様々なスパイダーマンと交流するというエンドだと思います。

以上、長くなりましたが『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の考察です。これを製作者側が読んで「あ、やべ全部当たってる」って言って急に展開変えて公開延期とかしないで下さ~い。
ただ私は次回作の展開を予想しちゃうくらい待ちきれないんです!





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