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Challenger's StoryIntern夏目紗海/常に自分をアップデートし、新しい自分に出会う

スタートアップの資金調達インタビューに続いて2回目の投稿になります。
2022年の春からFromToで約半年間インターンをしてきました、インターン生の夏目紗海と申します。私は大学で経営学を専攻しています。

今回は私の実体験をもとに、スタートアップ企業の長期インターンシップで培うことのできる力をみなさんにご紹介できればと思います。
インターンへの参加を試みているけれど、あと一歩が踏み出せないでいる方、スタートアップでのイメージが湧かないでいる方、是非参考にしてみてください!

自己紹介
名前:夏目紗海
学年:大学3年生(20歳)
専攻:経営学  

長期インターンシップに参加した経緯

私はゼミナール活動の一環で、NHK大河ドラマのドラマ館の集客を目的としたイベントの企画に参加しています。しかしその企画を進めるにあたって、参加者にどのようなベネフィットを提示することができるのか、またそれをどのように有効的に告知することができるかという課題を感じていました。

そんな時大学の教授から、地方をターゲットにしたスタートアップ企業の広報担当の方のもとで長期インターンシップをしてみたらどうかというお話をいただきました。

私はその時インターンシップに参加したことがなく、知らない企業にひとりで飛び込むことに少し躊躇いを感じていました。

しかし、地方のまちづくりについて興味があった私にとって、地域との親和性が高く、アイデアの発想の仕方やそれを実現していくためのプロセスを学ぶことのできるFromToでの業務は魅力的に映り、インターンに参加することを決断しました。

長期インターンシップの業務内容

私がこれまで取り組んだ、大きな仕事は以下の3点です。
・プレスリリースの作成「CI刷新」「資金調達」「サービスローンチ」
・資金調達について代表宮城とCOO中田にインタビュー&記事作成
・浜松魅力GUIDEBOOK作成

インターン生泉本さんとの業務の様子

プレスリリース

入社後、初めて取り組んだ大きな業務が「CI(コーポレートアイデンティティ)刷新」のプレスリリースの記事を書くことでした。たった一つの記事を書くというだけでも、経験が少ない私にとっては学びの連続でした。

この業務で得た一番の学びは、チームで働くということに対する認識です。
私は初めて仕事をもらった際、ちゃんとした形で出さないとメンバーに失礼であると思い、業務をこなすのに時間がかかってしまいました。

そんな時にメンバーから教えていただいた言葉が「2割共有」と「Quick&Dirty」です。2割共有とは、仕事に取り組むときに骨子の段階(=2割)で一度相手と共有することを指します。これを行うことによって、早い段階で意思の共有や、方向性の修正などができるため、相手の要望をきちんと理解し、それに向かって最短距離で進むことができます。

Quick&Dirtyも同じような意味ではありますが、「多少完成度は低くても構わないから、極力早く形にする」という意味です。
私はこの言葉に出会ったことで、まずはあれこれ考えすぎずやってみようというマインドで業務に取り組むことができるようになりました。

note

入社して一か月が経ったころ、次に取り組んだ大きな業務が「FromToの資金調達についてインタビューをし、記事にまとめる」というものです。
この業務で最も自分の未熟さを知ったのが、インタビュー当日のことです。

私はこの記事を書くために代表宮城とCOO中田にインタビューをおこないました。その際に感じたのは、話の伝え方、聞き方のスキルが圧倒的にないということです。

一方で代表宮城やCOO中田はわかりやすく内容を伝えてくれました。「わかりやすさ」を分解してみると「正確性(Correct)」「明確性(Clear)」「簡潔性(Concise)」の3Cを抑えていることが分りました。

さらに話が上手な方に共通していることは、始めに結論から入ることです。ビジネスの場ではPREP(プレップ)法が日常的に活用されており、それを耳にしたことで、これが意見を伝えるのに有効的な手法であることを実感しました。PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の流れで伝える方法です。

P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)

このように話の最初と最後に「結論」を2回伝えることで、聞き手に伝えたいことを印象付けられる効果が期待でき、話の流れと根拠が明確になるため、説得力が生まれます。

そのため私はこの業務をきっかけに、日々の発言で3CとPREP法を自分の中に落とし込めるように伝える力を磨いています。

▼この時書いた記事がこちら!

浜松魅力GUIDEBOOK

そして最近取り組んだ業務が、リクルート活用のためのオリジナル資料「浜松魅力GUIDEBOOK」の作成です。

浜松市魅力GUIDEBOOK表紙

約半年間FromToでインターンシップをおこなってきたものの、この業務で初めてぶつかる課題も多く、悩みながらもそれらをひとつずつクリアしていくことで、前の自分よりも確実に成長できたと感じています。

この時期は特に大学生活で多忙を極めており、インターン活動とのスケジュールの調整が困難でした。このような日々を通して学んだことは計画的に「休み」を取り入れることです。

当初を振り返ると、「自分はいつでもフル稼働できるはず」という前提のもとスケジュールを組んでいました。しかしそのような状態で業務を続けていくうちに、自分のピークをどこに持ってきて、どこで回復させるのか。休息を取るタイミングも含めた、時間配分が重要であることに気が付きました。

休息のクオリティを上げるということが、仕事のパフォーマンスの向上に大きく関わることを身をもって体感したからです。
そして、もしコンディションがベストでない場合、それを認めること、そしてそれをメンバーに伝える勇気も仕事を進めるうえで大事だと実感しました。

「休むことも大事な仕事」

これからも根を詰め過ぎず、戦略的に休息をとっていきたいと思います!

  資料を作るにあたって、浜松市内の農家さんも実際に見学させていただきました。

さいごに

ここまで、私が業務を通して学んできたことをみなさんにご紹介してきました。私が約半年間のインターンシップを通して総じて感じたことは、学びを知識に変えるのではなく、行動へつなげるということです。

実は本文に出てきた、3CやPREP法は大学の講義で教わった知識でした。しかし私はFromToでの活動を通して、初めてそれを自分の肌で体感し、それを身に付けることの重要性に気が付きました。

スタートアップ企業でのインターンシップは、大学での学びをさらに深め、さらなる学びを与えてくれる場所であるとともに、常に自分をアップデートし、新しい自分に出会わせてくれる場です。

さあ、次はあなたの番です。新しいことを学ぶ準備はできましたか?
まずは目の前に転がっている学びの機会に目を向けてみましょう!

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