第2回目 パンの種類と分類を学ぼう!
こんにちは、おしんです。
パンシェルジュ3級、アウトプット2回目です。
今回は世界各国のパンについて、国の特徴などを交えてお伝えします。
パンの分類にも触れていきます。
普段、食べているパンがどの国で生まれたパンなのかを知ることができます。例えると、歴史上の人物を勉強するようなもの。
国、パンの名称、由来や特徴などを知り、推しパンを見つけるのも楽しいと思いますよ!
ぜひ、楽しみながら最後までお付き合いください!
ヨーロッパのパン
フランス
①パン・トラディショネル
特徴は粉、水、塩、イーストだけのシンプルなパン。
皮の面積が広いので、バリッと香ばしい食感!
パリジャン、バゲット(杖、棒)、バタール(中間)、フィセル(紐) など同じ生地なのに、形や重さで味わいが変わるのが魅力的。
麦の穂の形をしたものはエピと呼ばれ、ベーコン入りのものが有名ですね。
②パン・ド・ミ
特徴はパン・ド・ミの「ミ」は中身の意味、中身を食べるパン。
砂糖、油脂が配合されるので、ほんのりとした甘みがある。
カナッペやサンドイッチにも向いています。
日本では食パンの部類ですね。本当に美味しいパンはシンプルな方が分かりやすいように思います。
③クロワッサン
特徴は生地にバターを織り込んみパイのようなサクサクとした食感。
発祥の地はウィーン。オーストリアがオスマントルコとの戦いで勝利。
「トルコを食べる」という意味でトルコの象徴である「三日月」に作られました。フランスにはマリーアントワネットの結婚によって伝えられたようです。
クロワッサンの三日月の由来は知っている人も多いのでは? フランス伝わった経緯は歴史が関係しているんですね!
④パン・ド・カンパーニュ
「田舎パン」という意味。もともとは天然酵母の力だけで時間をかけて発酵して焼き上げているので独特な酸味があります。クラム(中身)の目が荒く希望が不揃いなのが特徴。
⑤ブリオッシュ
バター、卵、砂糖を使用したふんわり膨らんだパン。17世紀初めにノルマンディー地方で誕生したといわれています。その後、パリ、フランス各地に。
コロンとした形は、中世の僧侶が座っている姿をかたどったといわれています。
パンの誕生や形も歴史があって、面白いですね!
⑥パン・オ・レ
水の代わりに牛乳をたっぷり入れた、「ミルクパン」のこと。
パン・オ・レの「レ」は牛乳の意味。ウィーンの労働者によって伝えられたといわれています。生クリームが入るとよりリッチでふんわりした食感に。
もう、想像しただけでヨダレが…。
⑦パン・オ・レザン
クロワッサン生地にカスタードクリームやレーズンを巻き込み、輪切りにして焼いたパン。ブリオッシュはパン・オ・レの生地を使用することもあります。
レーズンやチョコチップ入りもあって、贅沢な菓子パンのようなものですね!
今回はフランスのパンについてお伝えしました。
料理大国フランス、パンも洗練されまさに芸術品のようです。
私はやっぱりパン・トラディショネルが1番好き!
バリバリの皮とシンプルな味わいの中身、発酵バターをつけて食べるときが、幸せを感じます!
私のおすすめは「ブラッスリー・ビロン丸の内店」
確かランチのとき、フランスパンが食べ放題だった記憶です!
パンだけを購入することもできたはず、ぜひ食べていただきたいフランスパンでした!
次回はイタリアのパンをご紹介しますね!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
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