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158 今年もめぐってきた「沖縄慰霊の日」

今年も6月23日がめぐってきました。沖縄戦の犠牲者を追悼する「沖縄慰霊の日」です。教員時代この日は毎年生徒といっしょに戦争と平和について考えました。生徒も私も戦争を経験していません。戦争のない平和な世界に生きていられることを幸せだと思う一方で、それが当たり前だと思ってはいけないと思うからです。世界のあちこちで戦争が起きている中で自分がこうして平和な毎日を過ごせているのはなぜか、それはいつまでも続くのか、平和を維持するために自分は何をしなければいけないのか、そうしたことを生徒といっしょに考えたいと思いました。

多くの人たちが戦争をしないための努力をしています。その一方で自分は何をしてきたかと考えたとき、何もしていないのではないかという後ろめたい気持ちになります。平和を願うだけでは戦争は無くならない。現在の世界情勢がそれを如実に示しています。

沖縄戦について学ぶたびに沖縄が日本本土を守るための犠牲だったという思いが強くなります。沖縄で亡くなった多くの人たちの冥福を祈りながら自分は今何をしなければいけないか考えたいと思います。

学級通信についてはかつて記事で取り上げたことがあります↓






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