島に向かう道路を走りながら
車で地方に行くと驚くほど立派な道路に遭遇することがあります。人も車もほとんど通らない山道などに見られることが多く「どうしてこんな場所に?」と驚きます。「どれだけの人がこの道路を使うのだろう」と考えることもあります。立派な道路を建設するには膨大なお金がかかります。多額の税金が投入されているのでしょう。そこに住む人たちにとっては必要かもしれませんが、費用のかけ方ははたして適正なのでしょうか。政治の力を感じずにはいられません。
山口県の下関で唖然とする道路に出くわしました。向いの島とをつなぐ橋の道路ですが、島の人口は約800人。橋の建築費は132億円だったそうです。島の人にとって橋は必要かもしれません。観光にも役立つかもしれません。現に山口市は「白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる絶景」を謳い文句にして観光客を呼び込んでいます。でも費用対効果などを考えるとこれほどの橋は必要なのだろうかと思って強いまいます。ちなみに私が車で橋を渡っている間、対向車は一台もありませんでした。
島に向かいながら一人の政治家がふと頭に浮かびました。
本土からの眺め↓
対岸から↓
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