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沖縄再訪:緩やかな曲線に悠久のロマンを感じる

(2月に沖縄を旅行したときの記録です)

沖縄を訪れる楽しみのひとつにグスク巡りがあります。グスクとは琉球王朝時代の城のことですが、本土のそれとはまったく違う趣があります。これまでにいくつかのグスクを訪ねましたが訪れるたびに悠久のロマンを感じます。

グスクとは、琉球列島で約300確認されている城のこと。琉球列島は本土と東南アジアとのほぼ中間に位置し、広大な海域に散在する多数の島々から構成される。その地理的条件から、東南アジアや中国、韓国や日本などの間で独自の政治的立場を確立し、経済を機能させ文化交流の役割を果たしてきた。そのため日本本土とは異なる独自の歴史や文化があり、グスクはそれを示す遺跡の一つといえる。外観はもちろん、築かれた時期、技術、さらには信仰の場も兼ねるなど、存在意義まで本土の城とは一線を画す。

朝日新聞デジタルより

今帰仁城跡

北山王の居城だった名護の今帰仁(なきじん)城跡は曲線の城壁が特に美しいです。


勝連城跡

うるま市の勝連半島にある勝連状跡。標高約60~98mの山の上にあるり遠くからでもよく見えます。琉球石灰岩の石垣が緩やかな曲線状に築かれています。



中城城跡

沖縄県中部の中城(なかぐすく)群にある城で、勝連城主の阿蘇和利をけん制するため王の命令によって座喜味城から移ってきた護佐丸が整備しました。6つの郭から構成され、下からも上からも絶景が望めます。


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