支援メモ📝【すべては余裕のなさに起因する】【暗い性格でも問題ありません】

アンガーマネジメントとは

アンガーマネジメント(Anger management)とは、怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている。怒りはしばしばフラストレーションの結果であり、また自分にとって大事なものを遮断されたり妨害された時の感情でもある。怒りはまた、根底にある恐れや脆弱感に対する防衛機制でもある。アンガーマネジメント・プログラムでは、怒りは定義可能な理由によって生じる、論理的に分析可能な強い感情であり、適切な場合には前向きにとらえてよいものだと考えられている。

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 アンガーマネジメントとしていろいろ効果のある対策知識を学んでいても、それが現場で実践できるかというと多くの場合失敗に終わります。それは何故かというと結局のところ一番かなめになってくるのはとても個人的な問題だからです。こうしたマニュアルの盲点は、誰にでも当てはまるものではないということ。もっとこまかく言うとその時々の【余裕のなさ】個人の体調気分によって大きく怒り方も変わってしまうってことです。

 この気づきは、子育て療育において自身で体得したことだから自信をもって言えます。

 われわれ夫婦は両者共に不精で、あんまりカラダが丈夫ではありません。カラダを壊すたびに機嫌(気分?)がわるくなり、子どもに当たってしまうこともしばしば。普段はおだやかな性格なので衝突は少ないですが、体調を崩すととたんにケンカが増えています。

 そうなってしまうたびに深く反省をし、その種の本を読み漁るのですが、自戒をこめて言いますと読む行為だけに満足してしまって時間をおくとあんまり身についてない気がいたします。わたしの情報処理能力が足りないだけかもしれませんが。かといって一般人並みには理解できているはずなので、多くの人がおなじ術中にはまってると思います。

 アンガーマネジメントに本気で取り組もうと思ったら、詳細に書かれた本も、研修もいっさい必要ありません。

 必要なことはいたってシンプル。

 ご自身の健康と機嫌の維持、体力の問題 それだけです。


 踏まえてもう一つ。ちょっとした応用も申し上げると、体力健康維持にさえ気を抜かなければ、わざわざ明るいほうばかりに吸い寄せられながら生きなくてもべつに問題はないです。

 性格がそんなでもないのに、神経質に執拗に明るいほうばかりに出向く方いらっしゃいますが、逆にしんどいと思います。ご自分を認めてあげてください。

 これもまた自身の経験からお伝えするものです。自分の性格をだますというのは、とても背伸びがいるし無理をしなくちゃなりません。自分の性格にカラダがついて来れなくなり、時には日光を浴びて元気を取り戻したいときもあるとは思いますから、その時には、明るく振る舞っても良いでしょう。ただずっととなると、ほんとうの自分がわからなくなるし、その複雑なおもいが、子育て療育にも暗い影を落としてしまうかもしれませんので、やっぱりあるがままがいちばん健康的ですよ。性格暗いと他人からそう見られないかもしれませんけど。

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