夏木華

こんにちは。 初心者ですが、よろしくお願いします。

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最近の記事

短編小説:今日も同じ朝日

1 いつもと同じ朝日を見た。 いつもと同じ普通の朝日。 今日も同じ朝ご飯を食べて、同じ様に学校の準備をする。 「ねえママ。毎日同じ様な生活をしているけど、みんなはなんでそれでも飽きないの?」 私は疑問に思っていた。 人は同じ様な生活を続けているのにもかかわらず、今日もみんな学校に行ったり、仕事に行ったりするからだ。 「夢ちゃんは飽きないの?」 「私はね、何か飽きないの。こうやっていつもと同じご飯を食べたり、同じ人といるのが。」と、私は言った。 「私も同じかなあ。私はいつも同じ

    • 私からみた世界短編小説 「かおの整っている男の子」

      小学校6年生になった私、川山 青(かわやま あお)は自分の席に座った。 隣の席は顔が整っている男の子。 名前は知らない。 その子はふざけている。 いっつもいっつもふざけている。 私はその子に「なぜふざけているの?楽しいの?飽きないの?」と聞いた。 私は興味があった。 その子がなぜ、顔も整っているのにそんなふざけているのか。 それ以前になぜクラスの人たちはふざけているのか。 でも、その男の子は「なんで?聞くの?」と、言った。 「女子って変だな。」と、言われた。 私は「女子」と、

      • 「愛してる。」(短編小説)

        「愛してる。」って、いつか誰かに言ってほしかった。夢だった。誰かに愛されたかった。大事にされたかった。でも、愛してくれる人がいなかった。僕も「愛してる。」って言ったことはなかった。そんな僕にも、好きな人が出来た。あの人が前に僕に優しくしてくれた。恋をしたのが、初めてだった。僕は、友達もいないから、この気持ちを分かち合う人がいなかった。どうすればいいか分からなかった。授業中も、目で追っていた。あのコもあまり友好的な子ではないようで、友達があまりいなかった。僕はある日、学校に花束

        • ともだちひとり、きえちゃった。(短編小説)

          友達一人、消えちゃった。私はよく「変だね。」と、よく言われる。私には理解できる気持ちがない。周りがおかしいんだと思う。友達は「疲れた。」と、言っていた。私は「そーなんだ。」と、言った。「そーなんだ。っていう反応嫌い!」と、友達は言っていた。私は「そーなんだ。」と、言った。友達は過ぎ去って行った。家での出来事だった。お母さんが、「友達は?」と、聞いていたので、「帰っちゃった。」と、言った。お母さんは「何かあったの!?なにかしたの!?」と言っていたので、「分かんない。」と、言った

        短編小説:今日も同じ朝日