大学職員選考のカジュアル面談
今回は最近大学職員の選考過程で行われる「カジュアル面談」についてお伝えしていきます。カジュアルとはいってもどこまで聞かれるのか、こちら側はどこまで準備すればよいのか、その辺りもお伝えしていこうと思います。
①「カジュアル面談」とは?
最近ベンチャー企業の採用で取り入れられている「カジュアル面談」。
普段の面接や選考で聞きにくいことを聞けたり、軽い感じで質疑応答を行うことができます。また、選考には直結しない、というのも特徴です。
大学職員の選考でも最近取り入れている大学もちらほらあったりします。狙いとしては、本格的な選考前に大学側と応募者双方のギャップを埋めることかと思います。
それでは実際にどのような形で行われるのでしょうか?
また、どういったことを聞かれるのでしょうか?
②「カジュアル面談」の形式
実際にカジュアル面談を受けた話を聞いたところによると、形式としては対面やWebどちらの場合もあるようです。時間はおよそ30分程度。面接官複数に対して応募者は一人。基本的に書類選考が通過した人が行うようです。こう聞くとなんだか普通の面接と変わらないですよね(笑)
また、カジュアル面談はだいたい希望制で必ず受けなくてはいけないものではないですが、受けておいた方が良いですね。ある程度自身の人間性を伝えるためにもこういった機会は積極的に活用しましょう。
③「カジュアル面談」の内容
それでは具体的な内容を見ていこうと思います。
実際には大学ごとによってさじ加減が違うので何とも言えないのですが、だいたい・・・
大学の概要説明
応募者からの質問(聞きにくい内容でもOK、とは言われる)
人事からのESや職務経歴書に沿った質問(硬い感じではない)
雑談
だいたいこんな感じかと思います。
応募者からの質問では、俗に言う”逆質問”と同じですね。ただ、ここでは変にゴマをするような質問ではなく、昇給や人事評価制度、キャリアパスや職場の雰囲気など実際働く上でに気になることを聞いても良いです。もちろんこの辺は内定後に聞いても良いですし、こういったカジュアル面談で「うわっ、ここの給料低すぎ・・・」と思えば辞退しても構いません。
また、人事からの質問については普通に転職理由や志望理由を聞かれることがあります。ここは馬鹿正直に本音ベースで話すのはやめておきましょう。選考には直結しませんですが相手は人事の人です。その人の人物像の印象には関わってきますので、聞かれた質問に対しては面接用の回答をしましょう。
④「カジュアル面談」に臨む際の注意点
さて、ここまで見てきてどうやってカジュアル面談に臨めばいいのかまとめます。
服装は実際の選考ほどかっちりしなくてもオフィスカジュアル以上であれば問題なし
逆質問は選考の時のようなポイントを稼ぐものではなく、働く上で気になるものをしてOK
人事からの質問には面接用の回答をする
つまり面接用の回答を準備しておく必要がある
こんな感じですかね。
やはりカジュアル面談といえども最低限の質問や回答は準備しておいた方が無難です。ただ、ここでの印象付けも選考には直接は関係しないですが、人物像の印象や入職後のイメージには関わってきますので、良い顔しておいて損は無いですよ。
まとめ・おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は大学職員の選考で最近見かける「カジュアル面談」についてお話ししてきました。
自分も転職支援者から聞いて最近そんなのあるんだ、というところから情報収集して色々知ることができました。大学職員の選考も少しずつですがアップデートしているようですね。
今回の記事が大学職員を目指している人に少しでも貢献できれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?