『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣6節】前編
【氣6節】〜『更年期・血の道 でお悩みの方々へ』「更年期・血の道 の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【➀】
◆【不定愁訴症候群〜⑥】『更年期・血の道』の概要〜
◆『前書き』として、…
・通常の考え方(捉え方)として、… 『不定愁訴症候群』の中に、『更年期/血の道』が、入るのか!?、…「同類では、無いのでは!?…」と考える方も多いと思いますが、…
※「東洋医学(漢方)」の「理論(解釈)」には、… 必ず『不定愁訴症候群と、「血の道症」は、「同じ病理の分類」』と云う事なので、…
今回も、『更年期/血の道』として「捉えます」。
◎『更年期/血の道』の概要 〜
◎『更年期/血の道』の発現因子 〜
◆『更年期・血の道』における、「東洋医学(漢方)」的 見解について、
◉「東洋医学(漢方)」的見解における、『更年期・血の道』の解釈とは、…
〜[漢方と鍼灸・誠心堂薬局より]〜
◎「中医学」に於ける『五臓の内の“腎(じん)”』は、「成長・発育・老化」を司り、「ホルモン分泌」とも関係しています。
その為、「腎はホルモン分泌が低下した更年期の状態とも深い関わりがある」のです。
※「中医学」では「女性は7年周期、男性は8年周期で身体が変化する」と考えられている為、「女性は42歳、男性は48歳あたりから衰えが出て更年期症状が出易くなる」と云えるでしょう。
また、「更年期では、ホルモンの乱れにより身体が非常にアンバランスな状態になります」が、これは「自律神経を司る “肝(かん)”の異常や、“血(けつ)”の汚れによる血行不良も関係しています」。
◉【中医学体質別・診断法】〜
① 肝腎陰虚(かんじんいんきょ)体質
・「性ホルモンの働きが低下して必要な陰血(体液や血)が不足する」為、「相対的に熱が強くなる」。
※「随伴症状」〜【足腰がだるい/倦怠感/目の疲れ/筋肉のつり/便秘/ほてり/イライラ 等】
② 腎陽虚(じんようきょ)体質
・「エネルギーとなる陽気が不足」しており、「身体が冷えて血行が悪くなっている」。
※「随伴症状」〜【手足の冷え/寒がり/足腰のだるさ/倦怠感/物忘れ/耳鳴/白髪 等】
③ 肝鬱気滞(かんうつきたい)タイプ
・「精神刺激などのストレス」により、「イライラや憂うつ感 等の精神症状が起こる」。
※「随伴症状」〜【肩こり/頭痛/お腹や胸の張り/イライラ/憂うつ感/喉のつまり 等】
④ 痰湿阻絡(たんしつそらく)体質
・「余分な水分が体内に停滞」し、「むくみやだるさといった症状が生じる」。
※「随伴症状」〜【身体が重だるい/頭重/むくみ/めまい/食欲不振/胸苦しい/軟便 等】
・「五臓」でみると「肝/心/腎」が特に関わっています。これらを考慮しながら、「冷え・逆上せ」の原因を分析、治療していく。
(※)〜この「臓腑」とは、…漢方の用語『蔵象学』による[肝・心・腎]の解釈である。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
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◎【漢方の考え方】、…
〜[Kurasie(クラシエ)・Kanpo より]〜
・『更年期障害』の、もう一つの大きな特徴と云われているのが、“時間と共に症状が変化する”という点です。「更年期と云われる約10年の間」、症状は一定なのではなく、「年月と共に新たな症状が出たり、悪化したり、どんどん変化する」と考えられているのです。
・漢方ではこの変化は「“年齢による3本柱の崩れ”」からきていると考えています。
・漢方では、「更年期の女性の身体は、“気→血→水”の順に柱が崩れ易い」と考えられています。
その為、「更年期障害の症状」もまた、「“気の不調→血の不調→水の不調”」の順に変化し易いと云われています。
◆【初期気の不調(気虚・気滞)】〜
・[憂鬱やイライラ等の精神不安顔が赤くなる/ほてり/逆上せ 等の熱感急な発汗(ホットフラッシュ)、頻尿 等]
◆【中期血の不調(血虚・瘀血)】〜
[動悸/息切れ/手足の冷え/手足の脱力感や/不眠/焦燥感&不安感/高血圧/頭痛、頭重月経の乱れ 等]
◆【後期水の不調(陰虚・水滞)】〜
[悪心/嘔吐/めまい/耳鳴り 等]
以上です…。 次回『「更年期・血の道」の予防・改善するアプローチがある成分、…』に移ります。
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