赤と黒
赤と黒を対比させた短歌二首
初デート
コーヒーショップの
二人席(ににんせき)
君の指先
赤く染まりて
初々しい初デートの模様を男性目線から、捉えました。
男性は女性の指先に目がいくとか…
温かい黒いコーヒーを、冷たくなった赤い指先でカップを持ち、緊張しながら飲んでいる姿を想像しました。
赤と黒
若きジュリアン
懊悩(おうのう)す
愛と社会の
矛盾抱えて
赤と黒を対比させようとして、昔読んだスタンダールの赤と黒を思い出しました。
スタンダール…フランスの作家。階級闘争を通して人間を描写するという新しい小説観を打ち出した。
物語の主人公、ジュリアンという青年は出世を願いますが、思うようにいかず、はじめは女性を手玉にとって、出世の糸口としようとしますが、本気で愛した為に人生が狂う、愛と苦悩の物語です。ですがその中に横暴な貴族社会に翻弄される、若者の姿も垣間見られます。
愛する女性に裏切られたと思って、怪我を負わしただけで、死刑になる理不尽さで、読んだ時は何とも言えない暗い気持ちになったのを覚えています。でもジュリアンという名が何だか好きなんですよね〜
赤と黒は主人公のジュリアンが出世の手段にしようとした軍人(赤)と聖職者(黒)の服の色を表していると言われているが、愛と死を表しているいう説もある。本人がどう思ってこの題名にしたかわからない
ウィキペディアより
三羽さんの企画、色見本帖という言葉に惹かれて、作品を作ろうという気になりました。
秋になって、体調も悪く、調子が出ません。
朝起きると何もしたくな〜い、
と思いながらも何とかお尻を叩いて、気分を盛り上げようとしています。
少しずつ、調子戻しています。
三羽さん、宜しくお願いします、