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『LIVE観戦記』アイアンメイデン@東京ガーデンシアター20240926


圧倒的に熱いファン

アイアンメイデンが他のバンドと何が違うのか。その一つが「ファンの熱さ」だと思う。他のバンドだと、「ファンだから来ました」という感じだとするとアイアンメイデンは「信者が祭に来ました」ぐらいの熱さがある。Tシャツ着てるのは当たり前、グッズを複数買うのは当たり前、地方公演含めて複数回ライブに行くのは当たり前、メイデン観たさに国外から渡航してくるのも当たり前。こんなバンド他に思い出せない。
あと、他のメタル系バンドのライブだと、おじさん層が圧倒的で、若い人はほとんど見かけないが、今回のアイアンメイデンにはギャルがいた。
いつどこでアイアンメイデンを知ったのかが気になるが、他のメタルバンドの客層では明らかに見かけない層である。
また、外国の方が多く海外に来たのかと思うような雰囲気が味わえるのもメイデンならでは。
僕もバンドTシャツ着て歩いていたら何人かの外国の方に話しかけられた。
『メイデンファンみな友達』
こんな幸福感が得られるバンドもなかなかいない。胸を躍らせ会場へ入場した。

圧倒的なショウ

今回のツアーはセットリストが予め公開されていた。


他のバンドと比べればこれも異例の事ではあるが、ファンからすると予習がしやすいし、何よりバンド側のショウに対する絶対的自信を感じさせる。今回は「Somewhere in time」と「Senjutsu」を中心とした構成。Somewhere in timeは僕にとってリアルタイムではなく、どちらかと言えばあまり聴いてこなかったアルバムだったので、今回改めて向き合ったが非常に良いアルバムだ。リアルタイムはFear of the darkからで、80sの名盤達は後追いであるが、一本筋が通っているのがアイアンメイデンであり40年以上のキャリアを経ても、圧倒的なショウを展開出来る稀有な存在であると改めて感じた。
そしてメイデンのショウでは欠かせないエディの存在も彼らを特別な存在にしている要因だと思う。色んなエディが観れて良かった!

ブルース ディッキンソンの驚異的ヴォーカル

今回のライブで一番驚いたのは、ブルースのヴォーカルパフォーマンスです。彼は舌癌を乗り越えて復活しただけでも凄いと思うが、今回聴かせてくれたヴォーカルはまさに驚異的。今がキャリアベストだと思わせてくれる説得力がありました。


とにかく声が出てる!70歳に近づこうとしている人とは思えない。とにかくパフォーマンスがパワフル。どんなトレーニングをしたら、こんなに凄くなれるのか。
元気と言えば、リーダーのスティーブハリスも凄かった!British Lionを含めれば5日連続のライブのはずなのに、力有り余る程のプレイ!


どうしてこんなに元気なのだろう。僕はファンの力が大きいと思う。世界中で今でもこんなに熱狂的に支えられてる事は凄い事であり、メタルの絶対王者であり続けている。
個人的には会場全体でFear of the darkと叫んだ時は鳥肌がたった。
今回が3回目のメイデン体験でしたが、今回がベストライブである!
今尚ベストを更新し続けるバンドに驚きを隠せない。次の来日が何年後になるのか予想もつかないが、そんなに待たせないで下さいねとお願いしたい!
今年のベストライブパフォーマンスバンドは
もう確定した!


セットリスト

1.Caught Somewhere in Time
2.Stranger in a Strange Land
3.The Writing on the Wall
4.Days of Future Past
5.The Time Machine
6.The Prisoner
7.Death of the Celts
8.Can I Play With Madness
9.Heaven Can Wait
10.Alexander the Great
11.Fear of the Dark
12.Iron Maiden
en
13.Hell on Earth
14.The Trooper
15.Wasted Years

プロフィール

アイアンメイデン(Iron Maiden)は、イギリスのヘヴィメタルバンドで、1975年にロンドンで結成されました。バンドの創設者であり主なソングライターであるベースギタリストのスティーブ・ハリスが中心となり、数多くのアルバムをリリースしています。

### 主な特徴
- **音楽スタイル**: アイアンメイデンは、メロディックで複雑なギターワーク、力強いボーカル、ドラマティックな歌詞が特徴です。曲の多くは歴史や文学、神話にインスパイアされています。
- **アイコン**: バンドのマスコットである「エディ」(Eddie)は、アルバムカバーやライブパフォーマンスでしばしば登場し、アイアンメイデンの象徴となっています。
- **アルバム**: 代表作には『The Number of the Beast』(1982年)、『Powerslave』(1984年)、『Seventh Son of a Seventh Son』(1988年)などがあります。

### メンバー
アイアンメイデンのメンバーは何度か変わりましたが、現在のラインナップには以下のメンバーが含まれています(2023年時点):
- ブルース・ディッキンソン(ボーカル)
- スティーブ・ハリス(ベースギター)
- エイドリアン・スミス(ギター)
- デイブ•マーレイ(ギター)
- ヤニック•ガーズ(ギター)
- ニコ・マクブレイン(ドラム)


### 影響と評価
アイアンメイデンは、ヘヴィメタルのジャンルにおいて非常に影響力のあるバンドとされており、多くの後進のアーティストに影響を与えています。彼らの音楽は、世界中のファンに支持され続けており、数々の賞を受賞しています。

### ライブパフォーマンス
アイアンメイデンのライブパフォーマンスは非常に評判が高く、彼らのコンサートは大規模でエネルギッシュです。バンドは独特のステージセットや演出を用いることで知られています。

アイアンメイデンは、今もなお活動を続けており、新しい音楽を発表しながら世界ツアーを行っています。


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