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16テストとは? 7

同じ「HSS型HSP」なのに!?

 今回は、「INFJ(キリン型)」と「INFP(ウサギ型)」を見てみます。

 映像を始め、私の過去の記事にも紹介されましたが、改めて見ていきます。

 両者の共通点は発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の「HSS型HSP」の当事者ということです。または、私のような両者を抱えた「併存当事者(発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん))」の傾向もみられるそうです。

 おさらいとして、「HSS型HSP」は「興奮(好奇心旺盛)」と「繊細」を併せ持った気質特性です。
 そのため、周りの人からは(好奇心などからの行動から)「自分中心」と見られがちですが、実際当事者は(繊細さんである以上)「周りの人が気になる」、「他人ファースト(他人軸)」、「自分は二の次、三の次」と複雑な気質特性から人間関係でつまづいたり、慢性疲労が絶えなくなります。

 しかし、同じ「HSS型HSP」ですが、実際16テスト(MBTI)では違う心理機能の気質特性として「INFJ(キリン型)」と「INFP(ウサギ型)」に分かれることが多いです。

 では、両者の心理機能をまとめましょう。



INFJ(キリン型)
I(Introvert)→内向き志向(ソロ派)
N(iNtuitive)→(外からの刺激に対して)主観視
F(Feeling)→感情的判断
J(Judger)→秩序環境

 また、この「INFJ(キリン型)」は自分が「HSS型HSP」ないし、「併存当事者(発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん))」でかつ、自覚があったとしてもあえて冷たい態度で接し、共感を避けたがる傾向があります。

 ポイントは「J(Judger)→秩序環境」です。これは単に「計画や規則性」を望ましく思うのみならず、「自分のことを淡々と説明できる」、「多くの情報から1つの意味やパターンにまとめる」などが得意です。

 また、表の「第一機能(メイン機能)」は簡単に言うと「未来志向を形で表すことができる」点も「INFJ(キリン型)」らしいです。
 ただし、この「第一機能(メイン機能)」を活かすためにも「第二機能(サポート機能)」である「思いやり(共感)」にも積極的に挑戦するとイージーモードに進みやすいです。

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