独学でも固定資産税一発合格できた勉強方法を紹介します 30代不動産屋が汗だくで税理士試験を独学3年で官報合格する⑧
こんにちは。もじゃと申します。
今回は固定資産税を独学で一発合格できた勉強方法などをご紹介したいと思います。
まず本番の状況を詳細に記述すると、固定資産税は12時開始で、前日の相続税法と同じだったためスケジュールは立てやすかったです。
前日の相続税法は遅刻寸前で危なかったので、本番前は立ち食い蕎麦屋で昼ごはんを食べて、余裕を持って会場に向かいました。
11時半ごろに会場に着き、理論集を見返しながら落ち着いた状態で本番に臨めました。
5科目受験しましたが、本番前のメンタル的な状態は固定資産税が一番落ち着いていました。
それまでの地獄の勉強の日々のおかげで、もう本番では自分の実力を発揮するだけという気持ちになれていたというのもありますが、会場の雰囲気が本番前はピリッとしているのが通常の中、固定資産税はなぜかゆったりしていた感じがしました。たまたまかもしれませんが私にとってはあの雰囲気が結構安心させてくれました。
本試験の計算問題は例年より難易度が低く、計算は満点前提で、合否は理論勝負になると直感しました。
60分ほどで計算が終わり、理論に進みました。
理論は2問とも固定資産課税台帳に関する出題で、基本ベタ書き、一部事例解答という出題形式でした。
固定資産税の理論のボリュームは少ないので、全ての論点が重要といえますが、その中でも固定資産課税台帳は超重要といえます。
当然ながらしっかり暗記していたので特に問題なく解答できました。
欲を言えば計算が慎重になりすぎたため、もう少し理論に時間を割きたかったのが反省点でした。
結果として全体的な手応えはかなりあり、自己採点も85点ほどでした。
ただしボーダーが80点台でしたので合格貰えるかどうかの確信は持てませんでした。合格の通知を見たときは自分の勉強方法は間違っていなかったとお墨付きを貰えたような気がして大変自信になりました。
ただし、税法が簿財と比べて大変といわれる理由は理論暗記のしんどさにあると思っています。
実際理論暗記をして大変辛かったですが、辛いのは他の受験生も同じですし、ここでしたしんどい思いは必ず実務に活きてきます。
現在税理士法人で資産税の仕事に携わっていますが、しんどい理論暗記を乗り越えたおかげで論点を忘れにくくなるため大変重宝しています。
そこで固定資産税を独学でどのように合格したかの勉強方法と心構えをご紹介させていただきます。
何度も失敗して試行錯誤しましたのでご参考になると思っております。
《目次》
(1)合格するための心構え、メンタル
(2)固定資産税(計算)の勉強方法
(3)固定資産税(理論)の勉強方法
(4)直前期にやったこと
(5)固定資産税勉強スケジュール記録
(6)固定資産税本試験当日の流れ
(7)最後に
税理士試験の税法科目が簿財と比べて厳しいといわれる理由の最たるものとして理論問題にあると思っています。
理論暗記は最後は根性と気合で乗り越えなければならないので絶対に合格するという強い気持ちがなければ税理士試験の税法科目は挑まないほうが人生幸せかもしれません。
しかし、税理士試験は優秀な人だけが合格するわけではなく、頑張った人が合格する試験だと強く感じました。
ですので、税法科目に挑まれる方は相当の覚悟を持って勉強されていると思います。
以下の記事で私の体験談と勉強方法を記載しています。
皆様の税法の試験勉強に必ず活かせると思いますのでぜひお読みください。
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