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隊長『こっ…こわいっ……!!』


兵士『隊長!どうしたんですか?そんなにプルプル震えて』

隊長『実は…子どもの頃犬に噛まれたことがあるんだが、
実際今もこうして震えるほど怖くってな…トラウマなんだよ』

兵士『そうんですねー。でもこの子、チワワですよ?めっちゃかわいいじゃあないですか!よちよ〜ち😊』

隊長『チワワでもダメなもんはダメなんだ!頭では理解していても、トラウマが恐ろしいんだよ…でもチワワ触りたい…』

兵士『なるほど、トラウマかー。トラウマもやはり、脳の影響なんですよ。
急激な感情の動きなどを司ってる扁桃体という分野が記憶を必要以上に強化してるんです』

隊長『扁桃体?名前に【桃】入ってるの?なんかかわいいな。』

兵士『えぇ、これは扁桃体の形がアーモンドに似ているからです。アーモンドは漢字でかくと扁桃ですからね。』

隊長『へぇー、おもしろいなそれ!』

兵士『トラウマによく似たフラッシュバックなんかも扁桃体が影響してると言われてますね』

隊長『そうなんだなぁ』

兵士『トラウマを吹っ飛ばすことは難しいですが、乗り越えたり弱めたりしていくことはできます』

隊長『どうやるんだ!?教えてくれ!』

兵士『トラウマなどによってマイナス思考を回避するために、ポジティブな思考回路を脳内につくっていきましょう!』

隊長『ポジティブな思考回路?!』

兵士『はい。例えば、ワンコを見かけた時にマイナス思考が頭の中に充満する前に別のことをして気を逸らすんです。自分の呼吸の音を聞いてみたり、好きなこと・モノについて考えたり。』

隊長『うーん、でも実際トラウマな対象が目の前にあったら難しくないか?』

兵士『えぇ、だから少しずつでいいんです。トラウマに完全に支配されることを防ぎます。繰り返していくうちに少しずつ余裕が生まれてくるはずです』

隊長『なるほどなぁ。確かにポジティブ思考はそれだけのためにあるもんじゃないからポジティブになるための練習にもなるのか』

兵士『そうなんです。1度で2度美味しいんです!ある程度トラウマにも向き合えるようになってきたら、なぜそう感じたのかなど1歩下がった視点から客観的に観てみると、取るに足らない現実に気づけると思います』

隊長『ほうほう。ついでに聞きたいんだが、マイナス思考などで溜まったストレスはどうすればいいんだ?』

兵士『いろいろ手段はありますが、僕がオススメするのは軽い運動です!心拍数が少し上がる程度のジョギングを習慣化すれば、脳の働きも強化されるので、扁桃体が暴走するのを他の分野が抑えてくれたりします』

隊長『そうなのか!よーし…今はまだあのかわいいチワワは触れないが、いつか絶対に抱っこする!!そのためには!今からトラック100周だー!!
いくぞー!!!!』

兵士『もぉーまた僕もですか〜!?』


今日も幸せ。明日がワクワクする!

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