沈没

かなり分かりにくい表現ですが、おそらくうまく行っていたであろう私の社会人生活がなぜ頓挫して、休職するまでになったのかを書いてみたいと思います。

私は、カウンターで接客をする仕事をしていました。
乗務員の仕事にストレスで耐えられなくなり、カウンターの業務に変えていただいたのです。

その職場になって1年目は鳴かず飛ばず…でしたが、2年目からは接客大好きな本領を発揮して、営業成績は1位になり、転勤するまでのおよそ二年間、首位に立ち続けました。お客様からは2か月に1回のペースでお褒めのお言葉を頂戴していました。お褒めを年に1回頂ければ良い方だとされていた職場で私は「殿堂入り」と言われました。

今思えば、私の20年間の会社人生の中で一番輝いていた時期だったかもしれません。

こう書くと、自信にみなぎった天狗のように思われるかもしれませんが、内面は全く逆でした。

毎日帰ってきてはお風呂で反省会。
喜んでくださったお客様への対応を褒めるのではなく、もっとこうすれば良かった、あんなサービスは自己満なんじゃないか…と。
お褒めのメールなどを頂戴して表彰されても、私の頭の中では反省会でした。

図に乗らない、向上心があって良いと言えばそうなんでしょうが、
だんだん自分の理想と実現力の差、いやむしろ実現不可能なレベルの自分の要求に苦しむ日々になっていきました。

そんな自己肯定感の弱まっていた私に容赦なく降り注いだのが、妬み嫉みから来る、罵詈雑言でした。

営業成績1位に見習いを付けたいと思う上司の気持ちは当然なのに、
課長のお気に入りだから…と言われたり、
ありもしない男女間の噂を流され
あっという間に私は見習い指導者を外されてしまいました。

そしてまたあっという間に風通しの悪い職場への転勤。
私は無実だったから覚悟する必要ないのに覚悟していた通り異動になりました。

新しい職場での顛末を書く気力がないので今日は端折りますが、
傷心覚めやらぬ時期にパワハラに遭い、休職になりました。

自分に厳しかったのに、白旗を掲げ療養のために休職を選べたことは当時の私に拍手を贈りたいと思います。

おそらく当時の同僚や上司の方々は、あの殿堂入りの●●が休職…と思っているのでしょうか。
はたまた、いつ戻ってくるんだろう、ぐらいに思っているんでしょうか。

でももう私は今、会社を辞められるなら辞めたいと願っています。

私は別に誰かを恨んでいる訳ではありません。
私の自己肯定感の無さや、ネガティブな性格、言い返せない性格が悪いんだと分かってるんです。

すみません。纏まらない文章で。

お読みいただき、ありがとうございました。

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