見出し画像

神はモラルハザードを見逃さない~「神の見えざる手」の発動条件

Dマガジン(ドコモの)
雑誌のサブスクを購入している手前、

とにかく、片っ端から
雑誌を読みかじっています。

ポスト、FLASH、週刊現代、文春、新潮、
フライデー、東洋経済、ダイアモンド、エコノミスト、オレンジページ、レタスクラブ、
モノ・マガジン、家電批評、GOOUT、
BE-PAL、ムー、anan、LEON、大人の休日、dancyuなど

全てに目を通すと
恐ろしい情報量で
脳ミソが、パンクしそうです。。
興味のないスポーツとかは
読み飛ばしてますが。。


さて、本題ですが
日本では、
新聞、テレビ(NHK含め)
表の報道が、
信用ならない。

記者クラブでの記者会見。
安倍政権時代から問題だったが、
事前に回答を準備して、
イレギュラーな質問は受付けない。
挙手しても指名されない。
大手メディアは、取材特権(リーク等)を得るため
取材対象に忖度をはじめる。
海外ではありえない制度。


「記者クラブ」制度に依存した
国の忖度メディアとして機能していて、
国家権力の暴走を監視するという
重要な役割りを放棄している。

ちなみに、
記者クラブ制度は、
「悪夢の民主党政権」で、
一時廃止されたが、
「第2次安倍政権」で、みごと復活した。
いったい、どっちが悪夢だ。。

新聞が、情報元として、
まったく頼りにならない。

病院の待合いくらいでしか、
新聞は読まなくなりました。

かといって、
ネットのみだと、真偽が怪しいので

一応、アテにしている有料メディアとして↓

ビデオニュースドットコム
日本の
インターネットニュースチャンネルの先駆け。
フルサイズは月額制

余談ですが、私の過去記事から↓

ビデオニュースドットコム内に
小説「きみのお金は誰のため」の作者
田内学さんの番組があります。
NOTEもやっていらっしゃるので、
興味があれば合わせてどうぞ。↓



個人的に、もう一つの情報ソース、
Dマガジンから
「ニューズウィーク日本版」↓

「増税メガネ」は
人格攻撃だそうですが
表紙にデカデカと。。
新聞紙の見出しではありえない。

40分にわたる、独占インタビュー
だそうです(゜ロ゜)

まあ、自画自賛(笑)

半分くらい読み飛ばし。

賃金が上がったのは
増税メガネ(失礼。。)の手柄だそうで。

実際には、
賃金上昇が
物価上昇に追い付いていない。
大企業のベースアップの裏には
整理解雇というカラクリ。

中小企業の賃金は
思うようには上がっていない。

自民党念願の
円安が行き過ぎて、
何と何の、好循環なのか、
さっぱり実感がない。

「特定の輸出産業」が抜け駆けするために
税金をつぎ込んで円安を進めたのに

日本企業は
経営陣が
バブル時代の成功体験、
既得権益に固執するあまりに
事業内容をアップデートできていない。
おかげで、国際競争力が
あっという間に低くなってしまった。

旧態依然とした、
産業を延命させるために、
税金を使っても、
経済効果はゼロどころかマイナス。
古い会社が邪魔で、新しい産業が育たない。

トリクルダウン以前に
経済成長する要素がない。
これが、

アクセルとブレーキを同時に踏む

アベノミクスという、
デタラメな政策の成果。
円高の方が、よほどマシだった。

そもそも、
国が、経済をコントロールしようとして、
うまくいった試しがない。

国(国民が選挙で選べない官僚)が、
「勝手な基準」(天下り先の拡充という基準)で選んだ
「補助金」の付く産業。
これに群がる、
中身のない泡沫企業が、
焼け太るばかりで、
むしろ、経済成長を阻害してきた。
(これを、専門用語で「レントシーキング」といいますが)

経済学で言うところの需給均衡を表した有名な言葉アダム・スミス先生の

教科書に出てくる
有名人。

「神の見えざる手」↓

経済学、基本の基
成長産業を
補助金を使って
国が指図するのは、大きな間違い。
レントシーキングを起こすだけ。

レントシーキングを繰り返していては
均衡点にたどり着けず、経済は停滞するばかり。

完全自由競争で、
何もしないほうが、まだマシ。

ちなみに

そんなに、みんなが利己的に動いて大丈夫なの?

格差が拡がるだけでは?

と思われるかもしれない↓

格差問題をファクト化した
トマピケティ先生の
ベストセラー
「21世紀の資本」

大昔に書かれた
アダム・スミス先生の御著書。
すでに、答えが書かれている↓

私も昔、誤解していた。。

「神の見えざる手」が発動するには、条件があります。

人間が本来持っている
道徳や、他人に共感する心は、
「大前提」として必要ということです。

弱者や、
チャレンジして失敗した人たちを、
踏みつけにして、
どんな汚い手を使っても儲けてやる!

というような、
歪んだ自己愛や、支配欲を
神はお許しにならなかった(笑)
その状況下で、神の手は発動しない。

モラルハザードした社会
ということだと解釈しますが。

つまり、



「神は、モラルハザードを見逃さない。」


社会が、モラルハザードしないために
国にできることは

まずは、セイフティネットの強化。

状況に関わらず、人間らしい生活を保証することで
起業や、新しい産業への参入障壁を下げる。
チャレンジしやすい社会にすること。
失敗した人を、きちんと救い上げる。
起業して、リタイアした後の
職場復帰の制度化が必要。
(起業もその人のキャリア形成の一貫ととらえる)
加えるなら
大学無償化や学校給食無償化(機会の平等)は
国にできる、もっとも簡単な政策。
ターゲットを選別しなくて良いので、
今すぐにでも、できる。


これを踏まえて、
我々、ひとりひとりが、
雇用保険や、生活保護の受給者を白眼視しない、ということです。
「明日は我が身」と思える、「共感」が必要。

この「共感」を無くした社会では
神の手が働かない。

経済の語源

困っている人民を救う、ということが
国を豊かにするということです。

政治家が代々世襲制(?)なのは
政治家の後援会には、
相続税がかからないからです。
後援会を迂回して、親の財産を無税で相続できる。
この不公平、不平等が、
モラルハザードの入り口ではないかと
思います。

この成り立ちからして、
「脱法(脱税)精神」が強いので、
裏金問題の温床となるわけです。


政治の為にお金か必要

家業=お金、の為に政治家になる

目的と手段が逆。

成り立ちから
モラルハザードを抱えた
世襲政治家だらけでは、
補助金や口利きが横行し
社会全体に
レントシーキングを通じて
モラルハザードが波及する。
社会にとって価値のあるモノやサービスが
生まれにくくなる。

世襲政治家を減らしていくことが
重要です。

世襲政治家にも
優秀な方はいるかもしれない、
という意見もあるかもしれないですが

そんなに優秀ならば、
親の後援会の力を借りなくても、
世に出てくるでしょう。

後援会経由の相続を禁止するか
後援会は、一代限りで解散。

という法案を

当の世襲政治家たちが、通すわけがないので

「世襲政治家は、問答無用で落選させる」

という政治運動が、まずは必要ではないでしょうか。


「神の見えざる手」は
モラルハザードを許さない。
つまり、
「神は、モラルハザードを見過ごさない」
ということですね。

なんか、カッコいいこと言った(゜ロ゜)💦




























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?