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#12 木曜日にはココアを

宝島社 青山美智子 著 


柔らかなタイトルと装丁の感じから、一瞬にして手に取った。

半日もかからずにすらすら読了。
読了後の温かい気持ち、ほんわかした感じが幸せ。

幸せな気持ちになりたい人、ほんわかしたい人、ぜひご一読ください。

1つ1つの物語が個別に確立されているかに思える目次。
しかしながら、主人公たちはマーブルカフェやマスターを介して1つの世界に繋がっている。実際はお互いに会ったことのない主人公たちもいるけれど、ここまで近い世界にいろいろな人が住んでいて関わりあっているのが面白かった。

そして、それは 「阪急電車」という小説を読んだ時の感覚に似ていた。

このお話も大好き。ぜひ気になった方はこちらもお読みになってみてください!

話は戻って…

また、ほんわかお互い片思いだけれど両思いだった という奇跡のようなお話が収録されている点も、木曜日にはココアを のお気に入りポイントだ。
日常には小さな奇跡が沢山あるかもしれないと思うだけでワクワクした。

タイトルに添えられた色も、こんな素敵なタイトル今までまだであったことないかも?と私をワクワクさせてくれた。

本屋さんに行ったら、あれ?こんなかわいい本がまた発売されているではないか!!!

大きさ、絵本のような可愛さと言ったらたまらない。
こちらなんとベストセラー
早く読まなくては!

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