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【製本のある暮らし】趣味とするべきか職業とするべきか。



〇〇で生きていきたい。


よく聞くことばです。自分が心から好きだ、ということを生業にしたいという希望が込められています。

私もそんなことで随分悩みました。周りの人は、会社勤め以外は趣味としか捉えてくれません。認識として収入の多さで決まるイメージなので仕方のないこと。

本当はこっちの方が本業で・・・という弁明をいちいちするのも疲れた。

しかし私の場合、60歳定年退職、パート勤務、というワードはありがたい。毎日製本やら、カリグラフィーの個展やらやっていると、人は「え?そっちが生業?」と感じてくれる。

私が心地よいのは、私に対する基本情報がなく、私の創った物や書いたものを見て、世間一般がいうアマチュアだと知った時の反応。


プロ以上のアマチュアでよい。


もちろん経済的なストレスはあります。〇〇で生きていきたい、それで経済的なストレスもなければなお良い。若い人たちには、それを目指してほしい。自分は〇〇で生きていきたい、と自信を持って宣言し、次の選択と決断をしてほしい。

私も貴方も、パラレルワールドを生きているのだから、まだ未来は無限に選択できるのだから。

 



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