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大人の習いごと事情「私の大人のバイオリン🎻」part1「運命て信じますか?」

私は7歳から高校卒業まで、バイオリン🎻を習い、受験等でやめて
その後、就職、結婚、子育てを経て、○十年のブランクを経て
再び、バイオリンを習いました。

7月に発表会があり、ビバルディの四季、「夏」を弾きます。
以前から弾きたかった曲でしたが、私にとっては難曲💦
私のバイオリン🎻に対する思いをつづりたくなり、記事にしました。
前回の記事はこちら↓

前回までは私のバイオリン歴について書いていきましたが、
今回から
「大人になってからの習いごと」について書いていこうと思い、
新章とします。


大人になってからの習い事🎻の違いとは?

「大人のバイオリン🎻」のK先生について

子どもの頃はひたすら、先生から教わり、時には怒られたり
褒められたりー
私にとって先生は本当にバイオリンのお師匠さんでした!

ところが、大人になってからは先生も同じ大人の女性ー
子どもの頃は先生がどんな思いで、バイオリンを習ったのか?
また、どんな境遇だったのか?

まるで、分からず、興味も持ちませんでした💦

ところが、大人になり、自分の子どもを持ってみると
「なぜ?親はバイオリンを習わせたのだろう?
ぜんぜん、クラシック音楽にかかわりのない家庭だったのに!
こんなこと習わせても、将来の役に立つわけでもないしー」
と思ったりすることもありー考えるようになりました・・

実は大人になってからのバイオリンの
K先生は私よりも10歳くらい年下の女性。
子どもの頃習ったM先生は初老で私にとっては「おじいさま」のような存在でした・・。
なのでK先生とは対等の関係になれて
K先生がなぜバイオリンをならったのか?
K先生自体も話したくて、聞くことができました・・・。

違う世界を知ることのできる、K先生の話

K先生は子どもの頃、バイオリンを習いたくて、習ったわけでは
ありませんでした💦

先生のお母様が習わせたくて、始めました・・。
私とちょっと似ているなー
と思いましたがー
バイオリンの練習は嫌なのに、お母様に逆らうことはできない!
と思って続けたそうー

どこの音楽教室か?
教えてもらえませんが、その教室はどうもバイオリンニスト
を本格的に目指す子ども達が通っていたようです💦
先生はそんな生徒達の中では落ちこぼれてしまいー
それでも、見捨てないでバイオリンを根気よく教えてくれた
素晴らしい先生がいたそうー

K先生のお母様は落ちこぼれる娘に対して
「この子を絶対に、それなりのバイオリンニストにしてみせる!」
とかえって意地を張ったそう・・・

私はなんて!従順な娘なのだろう?

と思ったものの、K先生は決して大人しい意志のない方に見えず、
結婚はしていないものの、親御さんが経営しているマンションに
住んでいて、一人暮らし。
これからも結婚するつもりはないそう!
でも、音楽教室の先生をいくつか掛け持ちして、自分で稼いで
一人立ちをしています。

先生が言うには
「何も考えないチャランポランな子供だった私に母親は
道を示してくれた!」

と言っていました。

私もバイオリンを習うようには仕向けたのは母でしたが
その後続けたい!
て思ったのは私の意志!
K先生はなかば強制的に習わされていました・・

ただ、K先生の母親もそれなりの覚悟があった!
と思います!


やっぱり運命?

「バイオリンを習っていた!」
と、話すとー
「え!お金持ちの御嬢さんじゃない!?」
と、言われることがよくありました。
私の場合は決して、そうではありません。

私の母は思うに
両親や祖父母が、代々教師でしたが、母は専業主婦。
おそらく自分の子供には教養を身につけさせたくて
節約、食費も切り詰めて教育費をだし、バイオリン🎻を習わせたのだと
思います💦
なので、私は私立の学校へ進むことは止められました。

ところが、バイオリンを本格的に学ぶには実のところ、
膨大なお金がかかります。
K先生のお母様はそれだけのお金をかける覚悟をもっていました。
なので、当然、学費が高い音楽大学に進学することになりますがー
K先生はもうこのころにはほぼ大人。

お母様の要望通りには進まず、バイオリンを教える職業をめざしたようです!
その、バイオリンにストを目指すには、音楽大学に進学することはもちろんのこと、日本のクラシック音楽教育は遅れていて、ヨーロッパの国など
で、長期留学して学ぶことが必要なそうー

K先生も音楽大学に進学し、留学経験はあるものの、短期で、
K先生のお母様は長期留学ができる、大学に進学してほしかったようです!

K先生はバイオリンで生計を立てる覚悟で、念のために
教員免許も取ったそうー
教員資格を取るには、教育実習を行うわけですが、
中学校で教育実習を行ったところ、実習先の先生に
「あなた、教え方がうまい!音楽の教師になったら?」
と言われたそうです!

この話を聞いたとき、自分のことを思い出しました。
私は保育士ですが、子どもが大好きだったものの、
子どもを世話をする仕事はそう甘くない!
仕事をすることで、子供が嫌いになるのでは?
と思い、
「普通のOLになって、結婚して平凡な主婦になろう・・」
とぼんやり考えていました。

でも就職活動はうまくいかず、
そんな折、母親が幼稚園の園長先生をやっている、
高校時代の友人に突然、会うことに!

娘である友人から私の事を聞き
「幼稚園のアルバイトをしないか?」
と頼まれました!
人手不足だったので強く求められ、思いもよらず、子供とかかわる仕事を
することに・・。

就職活動が上手くいっていなかった私。
その後、幼稚園の仕事が好きになり、幼稚園教諭と保育士の資格を
取って、就職活動をすることを決めました!
その後の就職活動は上手く行きー
後からですが、この時、運命を初めて感じました!

K先生もバイオリンが好きでなかったのの、バイオリンを続け
教員資格を取る時に、
「自分はものを教えることにむいている!」
と気付いたそう!

私は
先生はバイオリンの先生になる運命だったのでは?
と思いました!

子どもの頃は運命は自分が作っていくもの!
と思っていました!
ですがー自分の意志とは違った運命の流れがあって
その流れにさかわらないことも大切なのでは?

と先生の話を聞き、思いました!

次回は「バイオリンの練習方法で変わったこと」などを書いていこう!
と思います!
(大人の習いごと事情「私の大人のバイオリン🎻」part2に続く)

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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