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開業15年目を迎えました!
こんにちは。さいたまで社会保険労務士をしていますさかたです。
ワタクシ、3月開業でして、めでたく丸14年が経ち15年目に突入しました。29歳で開業したので・・・妙齢に至りました。
写真は現在の事務所に移転したとき(正確には移転する前、ですが)の写真です。
最初は手続きも怪しかった。
開業する前は100人規模の中小企業で総務人事をしていました。
そこで社会保険・雇用保険手続の基本のキ(取得、喪失や雇用継続給付)を教わりました。(もちろんOJTですが)
ただ、紙でしか手続きをしたことがありませんでした。それプラス、早く開業したかったこともあって事務指定講習を受けたくらい、というのが開業時の実務経験ということになります。
元々、障害年金を専門として開業したので法人を顧問としてとり始めたのは開業して5年以上経過してからなのですが、手続きは電子でできるものは全てを電子申請で行うことにしました。最初は業務ソフトを入れるほどの法人売上もないので、e-govとにらめっこしながら、あーでもないこーでもないと手続きしていました。
性格的に、一通りできるようにならないと気が済まないので、e-govにしてもその後業務ソフトを入れても、給与計算ソフトを入れても、導入は自分でやっています。それは現在でもそんな感じで、新しい顧問先ができると自分で各ソフトを設定して、自分で1回やってスタッフに引き継いでいます。
幸いにして、この業界で「手続きができなくて廃業した」という社会保険労務士を聞いたことがありません。案ずるより産むがやすしです。大抵のことはなんとかなります。個人的には、この業務をできるようになりたい、とセミナーに行くタイプよりも、仕事を取って実践するタイプの人の方が伸びる気がしています。
ただ社労士賠償責任保険には入りましょう。任意保険ですが車と同じで、仕事する上で最低限の責任と思っております。使ったこともあるよ。
将来を全くイメージしていなかった
当たり前かもしれませんが、15年後をイメージして開業していませんでした。
というより0からスタートしているので、その月の生活費、売上を作るのにどうするか、ということを考えることしかできませんでした。ちょっと余裕ができたのは4年目くらいからかな、という気がします。そしてそのまま現在に至った感じです。
当然、自分が障害福祉サービス事業所を運営するなどとは思ってもいません。仕事とは不思議なものです。ただ、以前雇用したスタッフには「将来、施設をやると思う」と言われたことがあり、それが見事に的中したな、と思います。
開業して1年目、2年目は一人または数人のスタッフで毎晩深夜までやってました。業務がそんなにあるわけではないので、ほとんどはどうやって売り上げを作っていくかというのを考えて、実行していた感じです。
ただそのペースでずっと仕事をしていくことはできないので、現在はあと20年から30年は仕事をするだろう、ということを考えてペース配分しています。要はきちんと休みを取るようにしています。
ちなみに、ウチの事務所も3か所ある施設もほとんど残業はありません。数ヶ月に1回、1時間未満の割増賃金を払うことがある、くらいです。
結構データを重視した
会社員をしていたころ、1年間だけ上場企業の本社で営業企画部販売企画課という部署にいました。
その経験もあって、結構データは重視しました。当初はWeb経由での受任が大部分を占めていたので、サイトのアクセス経路、アクセス数、PV、コンバージョン、検索順位、広告出稿などは最初のころはかなりこだわってやっていて、その成果も出たと思います。
現在はWeb経由の比率はだいぶ落ちて、紹介が多くなっています。ただそうなるまでは非常に時間がかかりました。比率も落ちたので現在は解析をたまに眺めるくらいになっています。
ブログをやらなくなったのも同じような理由で「以前この人、よくブログ書いていたのになー」ということがあると思います。廃業したか、ブログを書かなくても良くなったかのどちらかだと思います。
あとは、税理士さんは月1回来てくれるところに早めにお願いしました。紹介で、グレードの高いところ(要はお高いところ)に無理してお願いしました。確か3年目くらいからだったと思います。経理面はやはり正確なものを早めに知って、数値で見ないと気付かないようなところがないか、気にしていました。
現在でもその税理士さんにお願いしていて「最初は売上850万くらいでしたね」と話すことがあります。
これからの15年。
ここから15年経つと、60歳手前くらいになります。
全くイメージが湧きません。
正直、仕事人間なので健康ならば仕事をしていると思います。
そうありたいです。
障害年金の業務もなくなっているかもしれないですね。むしろ誰にでも請求できるようになっていれば、その方が良いと思います。
この15年でも見たこともないような仕事が新しくできていると思うので、アンテナを立てて、楽しく仕事していきたいものです。
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