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アキ坊、高校生の頃

【あらすじ】
平成7年生まれのアキ坊は、現在28歳。東京で映像ディレクターの仕事をしている。そんな彼が高校生の頃の思い出をエッセイで綴ったものである。
ロケーションは、熊本県阿蘇市、のどかな良い地であった。


アキ坊が、高校生の頃のハナシ、、

6時17分発の電車で通学するアキ坊を内牧駅まで送る。

家を出たのが6時09分、、、

駅までは3キロ、3・4分なので
まあ余裕のはずであった。

1キロ走ったあたりで
「あっ!!」 

「どうした?」 

「ネクタイ忘れた・・・まあ、いいや・・・」 

「いや、良くないだろう・・・戻ろう・・・」 

Uターンした。

そして急ぎ駅へ向かう。 

駅大分手前のところで左側から電車が入って来るのが見えた。

「もう電車来たぞ!」 
「うん・・・」 
「結構ホームに長く停車するのか?」 
「いや、そんなことない・・・」 

アクセルを踏み込み、駅へ突っ込む! 

アキ坊はドアを開けてダッシュしたが戻ってきた。今度は車に弁当を忘れた(笑)。

このアクションでアウトかな?と私も車を降りて様子を見た。

電車は未だいた。

「○○発車します・・・」  

アキ坊走る・・・乗った! 
ドアが閉まった。
セーフだった。

心臓に良くない(^^)


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