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【依頼編】存在しないアニメの聖地巡礼同人誌を作った話④

前回のnote

 架空のアニメの聖地巡礼ガイドブック制作を進めていく中でいろいろと欲が出てきました。

具体的には、二次創作イラストと二次創作の短編小説(SS)が欲しくなりました。

 冷静に考えて、一次創作がない状態で二次創作を創ろうとしている状況は訳が分かりません。鍋の前にお野菜とお肉等の具材を並べて、締めの雑炊を作ろうと言い始めるようなものです。締めの雑炊を作るためには、メインのお鍋を食べきり、残り汁を用意しなくてはいけません。

 なので、私たちは食べきったお鍋の残り汁=不完全な設定集を他人にお渡しして二次創作してもらうことにしました。つまりアウトソーシングです。

 SSを書いてもらうにも、あくまで聖地巡礼ガイドブック内のコンテンツとしてなので、何かしら街と関連性があるものにしたいと考えました。

 ということで、木林の知人の山桃ゆいさんにSSを依頼しました。
 山桃さんはアニメの二次創作は書いたことはないそうですが、学生時代は演劇サークルで脚本を書いていたり、他にも地域コラムを書いた経験もあるとのことなので、依頼させていただきました。

山桃さんのメモの一部

 山桃さんにも今回の企画の説明をしました。オリジナルの小説を書くの?と勘違いが続いたので、私たちの妄想を基に二次創作を書いてくださいと3回ぐらい企画の趣旨を説明しました。結果的に二つ返事で受けていただき感謝しかありません。

 上記の画像は山桃さんとの打ち合わせの中で、かみ砕いていただいたキャラクターの解釈の一部です。この時点では、資料が木林のアニメ設定プレゼンとお手製ティザーサイトしかなかったので、どんどん輪郭を作ってくれて感動しました。
 ただ、あくまで山桃さんの解釈で二次創作であり、公式設定ではないことは再度お伝えさせていただきます。

 イラストについても青砥とまっしゅの知人である、ながさきひかるさんに依頼させていただきました。
 イラストは実際の松陰神社前駅周辺のスポットをベースにキャラクターを書いてもらう形式でお願いしました。どんな出来栄えになったのかは、ぜひガイドブックをご覧ください。


次に続きます。

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