なぜ、医療ソーシャルワーカーを志したのか(ER救命救急室)

老人ホームの相談員は、祖母、母や伯母、私を救ってくれた。

在宅介護を否定するわけではない。
ただ、介護にもプロがいる。

老人ホームであれば、ひとりで介護をするわけではない。
交代で介護をすることができる。

老人ホームは、決して姥捨て山ではなかった。
ヒトの”尊厳ある生”を全うできるところだと知った。

そして、私たちのような苦しみを抱えている人は、たくさんいると感じた。

ソーシャルワーカーなら、その苦しみを救ってくれると感じた。

ソーシャルワーカーになろうと決心した。

そんななか、ER(救命救急室)というアメリカのドラマが日本でも人気になりつつあった。

ERでは、常に様々な背景を抱える患者が来る。
そこに「医療ソーシャルワーカー」が颯爽と登場して、次々と問題を解決していった。

病院であれば、もっと早く患者と家族の苦しみを救えるのではないか。

医療ソーシャルワーカーになることを決めた。





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