摂食障害①

中学生くらいから、部活での立ち位置や実力は満足いくものではなかった、自分より優れた人がどんどん伸びて、抜かされたりもした、自分は毎日一生懸命練習してもなかなか結果に出ず、少しずつしか変わらなかった、高校生になると部員も少なくなって、比べる対象が一対一になった、冷たくあしらわれたわけではないけど、顧問は私に期待していないのぐらい目に見えた。
もう一人の部員の子は努力すればどんどん伸びていった。
私は誰にも見られなかった。その子は褒められて、伸びて。
クラスでも、ストレスがかかる立ち位置にいた。苦しくて苦しくて、でもみんなの前では笑って過ごした。

誰かに吐き出すことができなかった、
そのタイミングで部活での減量があった、見事に成功すると、先生にも褒められて、周りの子も気づいてくれた。ある時から、痩せることでみんなに見てもらえる。気づいてもらえると思った。その時から食事が嫌いになった。食べないでいると痩せて、痩せると心配してもらえて、自分の置かれた状況に気づいてもらえると思った。 お腹も空かなくなった。味もしなくなった。
そんな中でもストレスのかかる環境は変わらなかった。

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