これ好き!:ドラえもん のび太の魔界大冒険

noteってこういう企画もあるのだと知って、ちょっと挑戦してみます。

長編ドラえもんが好き

ドラえもんには、通常連載系の系譜と、長編ドラえもんシリーズがある。特に僕は、長編シリーズの初期のドラえもんが大好きだ。理由としては以下がある。

子供扱いしないSF世界

ドラえもんといえば、今は小さい子供むけなイメージがあるけど、昔は、大人顔負けのSFの概念を作品に持ち込んでいたりした。今回紹介したい魔界大冒険でも、パラレルワールドな要素が織り込まれている。

自分もこの作品を読んだときは、子供心に、パラレルワールドってどうなってるんだろう。どっちの世界も併存し続けるのかなとか、もやもや頭を振り絞って考えたりしていた。

この要素は、初期の長編シリーズに強いと思う。後になると、どうしても小さい子ど向けに、易しい話になっていった気がする。

書いていて思ったが、そういえば最近の作品でSF的な考えをフィーチャーしたアニメ作品ってあんまりない気がする。(無知だったらすいません)

みんないいやつ

連載系のドラえもんといえば、ジャイアン、スネ夫が悪役的で、のび太は時にはずるい事を考えて、道具に頼る。それで、優位に立つけど、最後にそううまくはいかない。なんていうのが定番だ。海外ではのび太の道具に頼る考え方が、教育上よろしくないなんて、放送を止められるところもあるらしい。

でも長編ドラえもんでは、のび太は勇気を振り絞って仲間を助けたり、ジャイアン、スネ夫もいいやつで、みんなで協力して難題に立ち向かっていく。
見ていて気持ちいい。

一押し作品

だから長編ドラえもんシリーズが好きだ。その中でも個人的に一押しなのが、魔戒大冒険だ。前述のパラレルワールド的な要素も入れながら、笑いや、冒険活劇、淡い恋など、いろんな要素がうまくはまっていて、ハラハラドキドキしながら見られる。

大人はぜひ当時を懐かしんで。子供にはウェルメイドな名作として、おすすめしたい。


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