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電線がない空と掛川東病院と奮闘する院長や仲間に出会って感動した話

私の愛する父は(生きています)68歳まで大学病院で勤め上げた
バリバリの心臓外科医だったので
どこかで医者というのは、固定概念で我が父のようなものが
素敵という憧れのようなものがあったのです。

一方でもちろんご実家が地方の医院をしているとか、
親御さんの介護で田舎に帰り地域医療に従事するという大学病院勤務の
医師も見てきました。
そして何より、父が外科医引退後、老健施設や療養型病院に転職となった際今までのスタイルとガラリと変えなければいけない時の葛藤は近くで見ていても気の毒というかなんとも言えない気持ちになりました。

大変失礼な思い込みですが地域医療や、療養型という分野は
希望して従事するというよりは何かしらの理由があってというネガティブな
ものがありました。
(お詫びします)
そんな中、50歳の節目に何か探していた時に
「新しい働き方LAB by ランサーズ」の研究員募集の告知を
何かの拍子で見つけてその中に掛川東病院とフリーランスの取り組み企画を
見つけ迷いなく応募し、掛川東病院を見に行く機会もいただけました。

そして掛川東病院の宮地院長に出会った訳です。
率直に若いのに地域医療と地域活性に奮闘する医師がいるなんて!!
という驚きでした。
至極不躾な感想ではありますが
日本の地域医療は彼のような人が増えていけば、未来は明るいなあって。
このロールモデルはかなり必要なのではないか、
医師を目指す人たちの選択肢の中に地域医療がもっと挙げられるように
なるのではないか。
色々な可能性を感じる出会いでした。

そして異業種フリーランスの私は何ができるだろうか

掛川東病院宮地院長 photo by 丸山一樹氏(掛川東病院広報)


そして訪れた掛川東病院の建物の写真を撮ろうとして
見上げた空は電線がなかったのです。
それは当たり前のことになっているかもしれないけれど
ものすごく良い病院だなあと思ったのでした。

抜けた青空

地域医療、地域活性のため自ら動く、日焼けしながら汗をかきながら
奮闘する院長ってなかなか珍しいと思うのです。
その人柄を知って私を含めたフリーランスたち、学生、病院スタッフが
「何かやろう」というこの事象こそまさに「エンゲージメント」。


宮地院長を囲んで掛川市のキウイ農園で photo by 丸山一樹氏(掛川東病院広報)

そして私にも何かができるのか
更年期なのか不調の中でも何かやりたい、その誠意が実を結ぶのか
今はまだノロノロ運転だけど「挑戦」と思って向き合って行きたいと思います。

私たちの挑戦している企画はこちら
https://note.com/lab_lancers/n/n1552a4d61454

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