幕開け*ジムと読み書き
四月になり、新生活だ進級だ進学だと世間が騒がしい。
新たな一年のはじまりに合わせ、新しいことをはじめる人もきっと、多くいるのだろう。
過去にとてもお世話になった競輪選手の武井克敏さんが、パーソナルジムを開設されました。
名古屋周辺にお住まいの、体を動かしたい方はぜひ。とても気さくで楽しいトレーナーさんだから、気持ち軽やかに運動できるはず。元アスリートさんならではの、変わったトレーニングメニューもあり、目新しい気分で運動できそう……!
実際に武井さんに体のことや栄養、サプリメントの相談をしている人をたくさん見てきたし、武井さんの親身なアドバイスを側で何度も耳にしたことがある。人生百年時代、先の人生を見据えた体作りをしたい皆さまにおすすめのジムです(..)
さて吉田家は引きこもり中……。
息子の進級式もいよいよ数日後、なのに、インフルエンザに感染してしまった。
昨年かそのさらに前からか、長らく「インフルエンザ警報」だの「インフルエンザ感染者が増加傾向」だのさんざん言われ続けてきたが、ついに我が家にもきた。
出席停止期間を数えると、息子は進級式も出席できない。年度末から「年中組なんかならないならない」「先生が変わるなら保育園辞める」と言い切っている。保育園復帰したら、もう新クラスで新担任との日常生活が始まってしまっているのか……。さあ始まりますよ、の儀式に参加できないのはかなり痛い。不穏な幕開け。
わたしとしてなにか幕が開けたかというと、なにもない。でももう2024年も四ヶ月目に突入したし、そろそろなにか動かないと……。
まず、投稿計画にそって、頭にあるものを文字にしてつなげてみる。ちょっといい具合に進んでいる、ような気にはなっているけれど、おもしろいかどうかは別問題。悲しいなあ。
でもおもしろくなくてもとりあえず書き上げる。おもしろくない原因はわかっているから、あとからその原因を中心に手直しすればなんとかなる。んじゃないかと思っている。
書ききることがまずは大切。継続は力なり。
……とはいえ。
やみくもに書いたって、読み手がいないと成り立たない。
物書き復帰してからは、「子供に安心して読ませられる文章、内容」を意識している。タブレットだのゲームだの、画面でこと済む娯楽は多い。それでも読書感想文なる宿題がなくならず、本を読んで思ったことを手書きで記すことが強いられている。そしてそれを嫌がる親子があまたあまた……。
紙を開き、文字と向き合い、目に見えない光景を脳裏に浮かべ。主人公に共感し、いや反発してもいいとわたしは思う、とにかく心を動かし、その動きを言葉で表す作業をすることで、自分の心と向き合う。向き合っていたのは印刷された文字であり、文字によって生きていた物語の登場人物だったはずが、最後には「自分」になっている。
読書感想文って、おもしろくて不思議な作業じゃない?
もちろん一冊読みきる持続力、集中力、達成感から得られる成功体験、などなど他にもさまざま狙いはあるはず。
こんなことを言っておきながら、わたしが読書に恋したのは高校生になってからだし、それまでは読書感想文を避けてきた。大人になったから言えることだとわかっている。同じことを渦中の子供に唱えても、響かないことも知っている。
読書が苦じゃない子にも宿題じゃなくても読書感想文を日記みたいにつけてみたらどうか?
とか。
これから読み書きを覚え始める子たちに、読むこと書くことのハードルを下げてあげられたら。
とか。
考えて、とりあえずまず、
一番身近な息子から。
もともと迷路が好きだから、迷路の中にひらがなや数字を書く上での必要なペン運びを取り入れてみた。
市販のひらがなワークも(気の乗ったときだけ)取り組んでいる。ワークの中にも迷路や線繋ぎを通じてのペン運び練習があるため、それを参考にしながらせっせと制作……。
トラックで隠している部分は名前になっている。なぞったとて書き順もなにもないような、迷路感重視の作りだけども。
迷路のここ、文字じゃん! と笑ってくれたり、おれの名前か? と気づいてくれたり。読んでみることに親しんでくれたらまずはOKじゃないだろうか。
みたいな、こどもの読み書きに関して、
なんの権威もないただの「文字を書くのが趣味の主婦」
としてのアプローチや模索を、Instagramに投稿してみた。Instagramアカウントはnoteと同名。興味がありましたらぜひ。
……あれ。
なにもしていない、と思っていたけど。
幕開けてる?
体のために、できることを増やすためにトレーニングするのも「自分と向き合う」作業だ。読むも書くもジムに通うも同じことなのかもしれない。
知らない感情を読み取るも、気持ちを書き出し本心を見つけるも、体質改善により新たに生まれ変わるも。継続は力なり。
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