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10年後の仕事図鑑

最前線で活躍している人達の考え方がわかる本。

「先のことは分からないから考えてもしょうがない」
「とにかく今を生きろ」
「自分の好きなものを純粋に、とことん追求する。仕事になるかなんて考えない」

繰り返し述べられる言葉。


今後AIが導入された場合に「仕事」はどう変化していくのか。

あくまで予測であり、そんなことは分からないから、今を生きろ。というのがこの本の根本ですが、仕事にかかるコストが、簡単に言えば、人件費とAIの維持費のどちらがかかるかで算出すると分かりやすいのかな。

自分は、AIが導入されてくれれば面倒な事務処理とか計算をAIがやってくれるなら楽だな〜、空いた時間で何するかな〜と安易に考えてた人だから、全く悲観的には思っていなかった。

しかし最前線で活躍している人達は、緊張感のある場面を楽しんでいるなぁと。それにはやっぱり向き不向きがあるなぁと。

自分は、今の仕事に全くやり甲斐を見出していません。安定した生活を保つため。ただそれだけの理由で続けています。要するに変化することで負担を感じることが怖いのです。

本書では、生き難さを感じるくらいなら声を上げてどんな困難にも立ち向かう必要性が説かれています。

自分のコリコリに凝り固まった価値基準に支配されたくないとは思っているのですが‥。結局、今の状況を壊すのが怖いのです。

「溶けるか、溶けないか。それを自分で決めて、行動に移せばいい。」

そうなのです。「溶けない」と決めたなら、それを覚悟を持って貫かなくてはいけないのですが、その覚悟も揺らぎっぱなしなのです。

溶けるも、溶けないも決めきれない。
だから何もかもが、中途半端。

読んでる最中は、うーん、なるほど確かにと唸ってましたが、やはりお二人のスピード感と瞬発力は流石だなぁと、それが一番の感想だったら、別に自分を比べる必要もないのですが、
こんなんで大丈夫かよと、真摯に考えるほど、自分の中途半端さが露呈されてしまいましたね‥。

自分のようなものには、本当に生き難い時代だなと感じます‥。

ただただ穏やかに健やかに欲張らず、周りの人も家族も笑顔で楽しく過ごしたいだけなのですがね(^^;
(変化を恐れるから、自分の周りの、頭の堅い大人のようになってしまうのか‥)

自分にとって何がいちばん最適なのか、もうしばらく考える必要がありそうです。

「行動に移す」「気になったことはやってみる」「価値のゆらぎを恐れない」「毎日、瞬間ごとに自分の判断を更新する」

自分にとってのリアルとは。考えながら、

できることから、取り入れていきたいです。

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