#20「ニチアサ一筋20年の男が初めてウルトラマンにハマった話」

　早速ですがこのコラム、今回で20回目を迎えました。
　音楽の話、生活の話、社会の話、思い出話…。
　特別テーマに縛りなどは設けず、ただその時その時で書きたいことを書きたいように書いてきただけで、なかなか読者諸兄のエンタメやQOL向上に寄与するような記事はなかったかもしれないが、ここまでお付き合いいただけていることにまずは感謝申し上げたい。

　とここで、ふと後ろを振り返ってみると、僕が愛してやまない"特撮ドラマ"については、ここではあまり触れてこなかったことに気づく。

　まあこれに関しては日頃からSNS等でぶつくさ言っているし、取り立ててトピックスがあるわけでもなかったのだが、幸か不幸か（？）ここに書き残したい事案が今まさに発生しているので、今回はぜひお付き合い頂きたい。
　20回記念のやや長編である。どのくらいかというと普段は3,000文字前後を基準に書いてきたのだが今回の文字数は約6,000。こういうのもなんだが、物好きな人・死ぬほど暇な人以外には以降読み進めることをお勧めしない。

　特撮にまつわるキーワードやタグでこの記事に辿り着いた検索者各位においては、枕が少し長くなってしまって申し訳ない。

　戦隊とライダーばかり見てきた僕が、ここにきてようやくウルトラマンと向き合った話をしよう。