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知床連山縦走翌日の知床五湖とカムイワッカの滝とさらに翌日のオシンコシンの滝(2011年)

雨に降られた知床連山縦走。登山計画は天気で変わるのは仕方ない。というより天気で予定を変えられないと命を落とすので、次回来たときに雨降らないといいなと思う。ひどい目にあったが熊には会わなかった。知床なのに。

濡れた装備を宿で干してる
翌朝は快晴

二日、いや一日予定がずれてればよかったな。夜明けに満天の星空見れただろうし、快晴の中を海を見ながら縦走できたのに。

疲れた身体は温泉でとろとろと分解されてぐっすり眠った翌朝
宿泊客以外も入れる無料の露天風呂を見に行った。
悔しいぐらいに晴れてる。緑が眩しい坂を下る。
ここが無料の露天風呂。脱衣所なしの野趣溢れる温泉。
鹿のご家族

鹿がぞろぞろと歩くので車もゆっくり気をつけて進む。バンビちゃんが可愛い。

知床峠
北方領土の返還を求める署名

署名したか忘れたけど、署名ごときで還す相手じゃない。何十年、何百年たってもこんな方法じゃ還してくれない。最近はお金で買い取るという方法でもいいんじゃないかと思う。情に訴えたり、怒りをぶつけたり、命をかけるよりお金を使う方が話が進むんじゃないかな。お金で取り返した土地を有効活用して払ったお金以上に経済的にもプラスに変えればいいと思う。

北方領土が見える

天気が回復したばかりで大きな雲が流れてたから写真にはよく写ってないけど、確かにすぐ近くにある。地図で見るとおりすごく近い。

雲の動きが凄かった

昨日までいた知床連山。晴れてるけど雲がまとわりついてる。この状態で登山道歩いたら青空と目の前を霧のような雲の塊が通り過ぎてすごい景色だったろうな。

イクラ丼
日替わり定食

ごはん。夫はいくら丼。わたしは日替わり定食をたのんだが、なんと時しらずを焼いたのだった。時しらずはこの時初めてで、ただの鮭の焼いたのだと思って口に入れたらあまりの美味しさにびっくりした。「!!!」って口に入れたまま声にならない音を発したら、お店の人が「少し小さめのがあったから」と特別に日替わりに時しらずを出してくれたのです。「時しらず」ってメニューの定食に出すには少し小さめというが、十分大きい切り身だった。
北海道と言えばイクラやウニがごちそうのイメージだが、私は魚卵が苦手。

お昼を食べた純の番屋さん

写真拡大してみたらイクラ丼の値段が1450円。2011年だけど値段がでたらめだ、羅臼。日替わりは多分1000円いくかいかないかだったと思う。
そして北の国から遺言って2002年なんだ。今の若い人は知らないと思うので北海道の観光地の宣伝になるんだろうか。ここは聖地巡礼してた訳じゃ無く、お腹すいたときに通り道にあったから入ったけどとても美味しくてお店の人も素敵だった。

8月末なのに16℃

朝は晴れてたけど天気が急変して霧が出た。気温16度。純の番屋で食べたときはストーブついてた。

温泉

身体冷えたから温泉。ここも無料の露天風呂だけど男湯と女湯に別れてる。
男湯は5~6人入ってたけど、女湯だれもいなかったので写真撮ってた。

熊の湯

温泉はかなり熱めだった。そして近くに羅臼温泉野営場がある。近くに無料の温泉のあるキャンプ場なんて素晴らしい。

羅臼温泉野営場

温泉で会った人が北海道を数ヶ月かけてゆっくり旅行してるご夫婦だった。ここではもう一週間ぐらいテント張ってるって。リタイアした後に北海道をじっくり回るという夢を実現している最中だった。自分もいつかゆっくりした旅をしたい物だなあ。いつかのために頑張ろう。

知床五湖

そして知床五湖にきて遊歩道を一周まわった。ネイチャーセンターがあってガイドさんが一周回るときの注意事項、主に熊に会わないため、もし会ってしまったときのこと話してくれた。

知床五湖
カエル
遊歩道の図

今の遊歩道の地図とちょっと違う。多分高架木道っていうのがこのときより長い距離整備されたみたい。今の一周は約3km。
自然など全く興味のない母に「知床行ってみたい」と昔言われたが「行っても何もないよ、何もないのを楽しむところだから(母には)つまらないからやめた方がいいよ」と説明した。
私は歩くの楽しいけど、母はお店も何もない自然の中なんて500mぐらいでも飽きてしまうはずだ。世界遺産ってだけでスタンプラリーのごとくその場所に旅行に行きたいって言われても、困るから。苦労して連れて行ってもふーんって顔されるの辛いから。ちゃんと自分の興味のある場所かどうか考えて欲しい。

鹿いる
鹿
水の中に鹿
鹿、水草食べてる
カムイワッカの滝を登る

そしてカムイワッカの滝に行った。温泉の滝だ。張り切って水着着て入ったが、そんなに温度が高いわけじゃないぬるま湯なのと、温泉がすごくぴりぴりして肌に刺さる。刺激が強い。でも意地で入って滑り降りたり、使ったりした。無理矢理遊んだ感はあるけど、誰もいなかったし人目を気にせず楽しめた。

立派な男鹿


夕日が部屋から見える

この日の宿は知床第一ホテルだったと思う。部屋に入ったら窓から海がきれいに見えて、夕日が沈むのずっと眺めてた。あと、夜に部屋の窓から天の川見えたし流れ星も見えた。知床の夜空は光害がたぶんないんだな。快適な部屋の中から夜空を楽しめるの最高に贅沢だった。

この日の行程

・朝7時に起きて、多分朝も温泉入ってごはん食べて宿のまわりもちょっと散策して出発
・9時に知床峠を越えて羅臼に行き11時に早めの昼ご飯食べる
・12時に温泉に入る
・13時から知床五湖を一周
・15時からカムイワッカの滝で遊ぶ
・17時に宿にチェックインして夕焼けと夜空を楽しむ

いろんなとこ回りたかったんだな。むちゃしたな。

翌日は札幌まで車運転して帰るからオシンコシンの滝と原生花園だけよって帰った。


カーナビがなぜかオシンコシンの滝の上流に到着させた
これはこれで素敵だったので良かった
オシンコシンの滝

オシンコシンの滝では観光客目当ての写真屋さんがいた。自分のカメラと向こうのカメラで撮ってくれるやつ。大きなハリボテの鮭を持たせてもらって滝の前で撮った。階段降りて駐車場に帰るともうプリントして台紙にセットしてあるのを買いませんか?と言われる。初めてだったし観光気分だったので買って帰った。1000円だったかな?

原生花園から知床連山が全部見えた
8月末だから花はあまり咲いてない
駅があった

旅行記になってしまったが、これも体力維持の記録。昔の体力の記憶。

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