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【親子のしあわせを感じる瞬間をつくりたい】


初めまして。
この記事を読んでくださりありがとうございます。

私は現在
子育てに悩みを抱えるお母さんからご相談を受ける活動をしています。

ご相談の多くは
発達障害グレーゾーンと言われるお子さんや、不登校のお子さんの子育てに、

育てにくさやしんどさを感じている方々からです。


なぜ、看護師が? 
なぜお母さんの相談をうけてるの?
と思われるかもしれません。


まず初めに、現在の活動を始めるきっかけからお伝えします。

看護師4年目24歳、救急外来勤務していた際、
思春期青年期の子どもの「リストカット」「大量服 薬」による救急搬送患者の看護に従事していました。

泣き崩れる親御さんと、「自分なんていない 方がいい」と言い、自分の身体を傷つけてまで存在を訴える子どもの存在に衝撃を受けました。


「この状況に至るまでに、きっと何かできることがあったのではないか?」「私に何かできることはな いか?」と感じ、

親子関係や子どもの心理に興味を持ち始めました。

看護師に従事している期間中は、特に〈親子の関係性と心理〉の観察分析をしながら看護業務を しておりました。


年月が過ぎ、私自身も結婚出産、子育てを経験。
長男が小学校2年生の時にある出来事をきっ かけにして、看護師4年目に抱いた使命感のようなものを思い出し、

〈子どもの心理と実態を知る ため、直接子どもたちと関わりたい〉〈子どもの心を元気にしたい〉と思いたち、

「子どもがたくさんい る場所は、、、学校!」ということで、

36歳の時に大学に編入学して養護教諭の免許を取得しまし た。


保健室に来室する児童生徒の5割以上は、家庭環境や親子関係、友達関係、発達特性などに よるコミュニケーションや距離感の持ち方、に起因した心理的な課題を持っていました。


 印象的な体験はたくさんありますが、看護師から保健室の先生となって初めて任用した小学校 でのエピソードから、ここではひとつ記載します。


児童同士で解決できると実感できた、保健室での児童対応のケースです。

保健室には怪我をして来室する児童生徒も多いです。

中には、児童同士のトラブルから怪我に つながり来室することもよくありました。

怪我をした児童と、怪我をさせてしまった児童が、担任の 先生に連れられて来室する場面です。


「なぜそんなことをしたのか?」と聴き、「やってはいけない ことだ」と指導し、「ちゃんと謝りましょう」と謝罪をする、という場面は想像に固くないかもしれませ ん。


保健室でいくつかこういう場面を体験していて、私の中に違和感を感じたんです。

その違和感 は、〈この子たち納得した表情してないな〉〈同じことくり返すだけなんじゃないかな〉でした。


そして、 〈この子たち自分たちで解決できるんじゃないの?〉と思いました。


  担任の先生がいらっしゃる時は、児童の指導は担任にお任せして、私は怪我の処置にあたって いました。

(クラスのモビールは揺らさないため←これは訪問看護をしていたときに学んだことで「家庭のモ ビールを揺らさないことの大切さ」を学校バージョンで当てはめていました)


担任がいない時はチャンスとばかりに、児童同士で解決していくプロセスで対応していました。


具体的には、「それぞれの言い分を聴く」です。

怪我をさせてしまった児童からは、「どうしたかっ たの?」を聴きます。


(行動には必ず〈肯定的な意図がある〉からです。) どうしたかったのか?を問われた子どもは、本当は〇〇したかった、という部分を話してくれます。


そして、怪我をした児童には「どんな気持ちになってる?何を思ってる?」と聴きます。

(嫌だった、 やめてほしかった、そんなわだかまりをもったままでは、いくら謝ってもらっても、気分はすっきりし ないからです。)


思い存分、お互いがお互いの気持ちを面と向かって伝える機会を作ることを意識していました。

そうすることで
〈自分たちで考えて行動する〉という、自分が行動したことへの責任感が生まれ、次か らの行動を考えるきっかけになるから、という私の考えがあったからです。


〈子どもは自分で考えて行動できる〉という前提で対応し、〈自分で解決することができるんだ〉とい う達成感と自信を子どもたちに育てたいという思いがあります。


このエピソードは、現在もお母さんたちにお伝えしていますが、大変役に立つ考え方だと言ってい ただいています。


学校現場で子どもたちと関わることで、  
子どもの心を元気にすることはできます。

ただ、さまざまなケースに携わるなかで、

子どもたちの成長を、家庭で見守るお母さんたちも、精神的な不安定さを抱えていることに気づきました。


そこからは
お母さんたちのより近くで力になれることはないか?と考え始めました。


放課後等デイサービス、発達クリニックでの、療育指導や相談業務に携わりました。


今の形で活動し始めたのは3年前になります。


現場での経験と知識を体系化し、
〈しあわせ自作自演モデル〉というメソッドをつくりました。


簡単に2つの特徴を説明します。

 
①子どもが自分で考えて決めて行動する、主体性が育まれていく

②お母さんの子育てに対する気持ちがラクになり、子どものそのままの姿を愛おしく見えるように なる

メソッドになります。


具体的には、

①私が看護師、保健室の先生、療育支援、発達相談業として、

直接的に親子さんに関わり実体験 をもとに実践してきた、上記の変化が得られる「あり方」「考え方」を、

発達特性のある子の子育て、不登校の子の子育て、育てにくさを感じているお母さんにお伝えして います。


体系化して作成した講座を受講されることにより、視点の切り替えや思い込んでいた概念を書き 換えていかれます。

問題だと捉えていたことに対して、見え方や捉え方が変わります。

見え方捉え方が変化することにより、子どもにはもともと乗り越える力がある、自分で考えて行動 できる、という「前提」で、子どもを信頼のまなざしで見守ることができるようになります。


「自分で考え決めて行動する機会を意図的につくる」関わり方の軸を、体系化した講座でお伝えし ています。


子どものもともと持っていた持ち味や特性、強み、可能性がどんどん発揮され、「自分はこれでい い」「大丈夫」と、自己肯定感と自信が高まっていきます。


②子育てに行き詰まりを感じたり悩んだりした時に、
私たち親は情報を検索することや公的機関な どの相談を受けることで、問題を解決するための行動を起こします。


子育ての方法ややり方に「正解」や「答え」を受動的に得られたら、悩みが解決するように感じます

が、実は「こうすればうまくいく」というノウハウやテクニックがうまく活用できずに、

疲弊しているお 母さんが多くいらっしゃいます。


ですので、私の相談にこられたお母さん方には、
ノウハウやテクニックをお伝えするのではなく、 「自分の思考や感情」と丁寧に向き合っていただいています。
幼少期からの体験などを伺うことは 多いです。

「自分の思考や感情」を丁寧に掘り下げていかれることで、

ご自身が思い込んできたこと、勘違いしてきたことが、子育てのしんどさを創り出していたことに気づかれます。


子どもに投影していたことに気づかれることで、自分で解決することができる「意識」の変化を得ら れます。

    


〈しあわせになれる自作自演モデル〉という名前をつけたのは意味があります。

例えば、「亀山モデル」ならシャープ製のテレビ、
「ASUKAモデル」は2011年に学校内で心肺停止した当時6年生のあすかさんが、
胸骨圧迫や AEDの使用がなされていなかったため亡くなってしまった、

という事故の反省を受けて、

さいたま市教育委員会が「体育活動時等における事故対応テキスト:ASUKAモデル」として、二度と同じよ うなことが起きないようにと作成されたもの。

「しあわせになれる自作自演モデル」の考え方が広く認知されることで、

親にとっても、子どもにとっ ても幸福度が高いと、各々が感じられる日常をつくるためのきっかけとなることを目指しています。


最後になりますが、私が活動を続ける意義です。

そもそもの部分に、
子どもの鬱や自殺をなくしたいという思いから、今の活動を続けています。


現時点では、お母さんのご相談を受けたり、子育て講座を提供したりすることを通して、

お母さん たちの子育てに対する気持ちが軽くなり、余裕を持って子どもに接することができる環境作りの きっかけをご提供しています。


お母さん自身が、「自分を大切にする、信頼する」姿を見て、

子どもたちが「大人になることを心待 ちにする」「生きる悦び」を感じられるといいなと思っています。


そのための、更なる「仕組み作り」が目下の課題であります。


最後までお読みくださりありがとうございます!


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