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宇宙からクリエイティブへ、そしてまた宇宙へ。


思えば、幼少期から宇宙が好きでして。わりと早い段階から宇宙飛行士になりたいと思っていたし、そのために本気でパイロットを目指していた時もありました。そういえば、小学校の卒業論文ではアポロ13号の事故原因について考察したりしてましたね。

同時に、映画も大好きでして。だんだんと宇宙への興味とSF映画への興味が交錯していきます。宇宙飛行士が狭き門であれば、SF映画を作る人でもいいんじゃないのかなぁ、と。そうやって映画監督を志したのが、おそらく今に通ずるクリエイティブの源流だと思われます。

その後、仲間たちと映画をつくる高校時代を過ごし、大学では一人でできるフィルムワークとして写真撮影に没頭。仕事を意識し始めた頃には、宇宙への気持ちを思い出すこともなく、カメラマンになろうという気持ちへと変わっていました。

その後、カメラマンとして就職するために公募型の広告賞に応募するも、褒められるのは写真ではなくコピーの方ばかり。あれ、なんか思ってたんとちがうと相成りまして。

流されるように、コピーの広告賞へと応募するようになりました。それが運よく、誰かの目に留まったことで広告業界へのデビューとなったわけです。

さて、宇宙はどこへいった?

そうです。私の原点は「宇宙」にあるんです。宇宙への興味、関心、畏怖。エネルギーに満ち溢れているのに、何にもない不思議。重力、時間、光など、誰も抗えない常識中の常識でさえ一瞬で無に帰す世界。

そこに、ずっっと感化されているんです。

そして今、改めて仕事を見直す時期が来ました。ライフとワークを結びたいんですよね。何なら墓石に刻めるような何かを生みだしたい。それが実現できるか否か、その瀬戸際にいるような気がするんです。

宇宙をつくる。   のは、無理です。

ただし命の躍動の原点となる爆発は起こせる。
そこに「言葉」はきっと役立てるとは思っています。

色んな人のおかげで磨かれてきたコピーライティングの力を使い、さまざまな命が踊るような「文化」を発生させること。そして、起点となる爆発を生み出すこと。

そうやってまた、気持ちを宇宙へと飛ばしたいと思いました。

明日、その決意を込めたセルフポートレートを撮影してきます。遺影のつもりで撮ってきます。

問「皆さんが人生で最も全快放した時を教えてください!!」


公の場で言うような話ではないのですが、実はある時期、野で大することにハマっていた時期がありまして。

高校時代、友人のおじいちゃんが所有する愛媛の山に、山籠りしたのがきっかけなのですが、そこにはレンフォトみたいな、木洩れ日あふれる美しい清流が流れていたんですね。

高校生でしたから体力もあり、毎日のように透き通った川で泳いだり上流へと昇ってみたりケラケラと遊んでいたわけです。

そんなとき、大の気配が下腹部にテッテレーしまして。都会っ子な私は「え、今!?」と焦ったわけです。近くにトイレもありませんし。

でも居てもたってもいられず…。心を鬼というか、猿にして。清流ながれる岩の上にプリっしちゃったんです。

もちろん隔てる壁もない、紙もない。あるのはリアル音姫こと「せせらぎ」と大自然が生みだした自然由来の便座こと「ただの岩」だけ。

その岩の上でちょっとビクビクしながら、プリプリしたわけです。





ゴォーーーーーーーーーー(川の音)




これが、なんていうか、もう、ほんとに、感動でして。

完全に、全快放でしたね。(「全快放」の使い方あってる?)


以来、事あるごとに友人と野で大する野音イベントを開催することになったわけですが、詳細を聞きたい人は、きっといないだろうと想像できますので、心の猿は檻にしまっておきます。


大変失礼しました。

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