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日本人で、日本語で。「ことば」を楽しいと思えている私の感覚

私は日本語が好き。今までも、言葉の違いを考えることは多くあって、その一端を記事に残しているときもある。

(いくつか載せるので、興味があるものがあればぜひ。)

といっても、それほど日本語に詳しいわけでもなければ、「日本語って美しいよね!」と熱を持てるほど語れない。

それでも、なんとなく日本語が好きだなと思えるのは、こうして、ちょっとした言い回しや言葉を使い分けることで自分自身の考えを表現できるから。そして、日本語の“響き”が好きだから。


私は「話す」ということが本当に苦手で、生理的に受け付けられなくて体調を崩したりもする。でも、こうして文章を「書く」ということはとても好き。話せないことでも、書くことで表現し、伝えることができる。

同じ「言葉」を扱っているものなのに、こうも私の中での立ち位置が違うのはおもしろい。


もちろん、表情や声のトーンなど、話すときならではのものが使えないので、私のテンションや、言葉になりきらない部分を全て伝えるのは難しい。だからこそ、「どの表現がしっくりくるか」を考えるのが楽しいと感じているのだと思う。

おしゃべりでは表しきれない、細部の言葉の違いを、どう表現するのか。

そしてそれを、読者の方はどう感じるのか、想像するのも楽しい。もしかしたら、私の意図とは正反対の意味を感じ取っているのかもしれない。それでも構わない。

言葉を受け取ったら、その人なりに解釈をしてもらえれば、それで十分だと思える。



それから、音。

私は過去に何年も吹奏楽をやっていた経験がある。それから、趣味でピアノもやっている。今でも音楽を聴くのは好き。雨の音や波の音、風で葉が揺れる音、鳥の鳴き声、などなど、自然の音を聞くのも好き。

それほど耳がいいとは言えないのだけど、ある程度の好みはある。

そんな私にとって、日本語は聞いていて拒否反応の起こらない言語なのだ。

いろいろな表現があって、発音も人それぞれ。そんな音の違いもあるけれど、「あ、この人のことの言葉いいな」とか「この人の話し方好きだな」なんて思ったりする。



だから、日本語が好き。

日本人で、日本語の話せる人でよかったなと思う今日この頃。




ちょっぴり余談ですが、最近、私の周りで結婚や出産など、しあわせな報告を聞く機会が増えてきました。

そんな時も、しあわせが言葉から滲んでいて、私はとてもしあわせなのです。

おめでとう。

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