見出し画像

知の層。今・ここへ。

今まで、多くの本や、講演・セミナーに参加した。

こうした経験上、知には、大きく分けて、5つの層があると見えてきた。


1.一般層。

流行りの自己啓発本に、手を出すものの、結局は行動しない。

なんか不安はあるが、本心は、今の生活に満足している。

一般層の中でも、

2割:流行に乗っかり、勉強する

6割:今の生活に必死で、勉強していない

2割:全く勉強しない

とパレードの法則に基づき、分類される。


2.意識高い系。

一般層を抜け出し、実際行動している方々。

7つの習慣、思考は現実化するなど、基本の本は一通り読んでいる。

若干数であるが、勉強しているが故に、

カッコいい横文字の乱用、自分知っているぜアピールする方と、

プライドが高く、承認欲求を満たしたい方々もいる。


一般受けする、自己啓発・教育系youtuber・講演家etcは、

1か2を、ターゲットにしているのが大半。

分かりやすいが、多くが、同じことを言っている。


3.深堀り。

実際行動してみて、自分を知り、

強みを更に強くし、弱みを補完しようと、更に専門的に勉強している者。

セグメンテーション、ペルソナ、エフィカシー、ヴィパッサナー瞑想etc..

専門的になるほど、専門用語を使い、一般受けしなくなる。


今、出版されている多くの本は、ここまで。

「浅く広く」か、「狭く深く」か。

売れないため、複合的に解説している本は、滅多にない。


深堀りを進めて、

「広く浅く」「狭く深く」を進めてると、やがて、全てがつながっていく。


4.融合

物質、精神、すべてが繫がり、超越した、一種の到達点。

全は一。自分とは、即ち、世界である。

全ては「波」である。波動、エネルギーの循環で世界は成り立つ。


全てを、理解したかに見えた。全てが、分かった気がした。

しかし、ふと疑問が残る。

全は一。即ち、自分とは世界であるが、「自分」「世界」とは何なのか。

「波」無意識のエネルギーが、世界を循環している。

では、「意識」「エネルギー」は何処から来たのか。


無知の知。ここで、何も知らない自分を知る。

無知な自分を知り、更に、勉強していく。


5.Pradox.

更に勉強を進めていくと、ここはPradoxな世界。

「ある」と思えば「ある」、「ない」と思えば「ない」。

「今・ここ」は「ある」と「ない」が同位している状態。

「空」を目指す。しかし、「「空」を目指す時点で矛盾していないか」


「ある」と「ない」の同位、「空」と「矛盾」の同位。

「今・ここ」は、まさに、様々な世界が複合しているParallelな世界。


統合するONENESS.すべてがあって、すべてが無い世界。

「今・ここ」が、すべてであり、すべてではない。


こうして、このせかいは、成り立っている。



はたして、今、あなたは、どの層にいますか。

「自分」を知ることが、知の果てへの近道かもしれない。


たとえ、それが、意味があり、意味のない道だとしても。

それが、「今・ここ」の「自分」なのだから。




















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?