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余裕を見せていたのに大失敗をする
前回の記事で触れましたが、彼は不満を述べながりも2月は低い目標を到達する事がほぼ確実となっていました。
月末、それは営業マンにとっては大切な時期になるわけなのですが、目標達成が見えてしまったことで新卒君はもうこれ以上頑張らなくて良いやと思ったようで、月末近くに副部長から進捗の確認されても「もう暇です、急ぎでやる事は特にありません」という返答をしました。
低い目標なのにゴールが見えたらもう努力はしない
という姿勢に副部長もさすがに呆れてしまいました。
そして2月最終日、なんと新卒君は副部長への同行を依頼します。
当然、副部長は「本当にやる事はないのか?同行なんてして大丈夫なのか?」と確認しましたが、それはもう諦めの境地なので叱ったりは全くしません。
そんな事は微塵も感じていない新卒君は、
「大丈夫です!勉強させて下さい!!」
と都合の良いセリフを返して、同行とは名ばかり副部長の助手席で日がな1日ぼんやりと過し、お昼ご飯をご馳走になって月末を終わらせたのでありました。
そして3月1日にある事実が発覚します。
3月7日(火)に掲載する為必要となるデータで、外部に依頼する業務を彼が全くやっていなかった事が発覚しました。
それはこれまで何度も教えた業務手順通りの事で、2月1日の会議の時には自分がその担当なのだとわかっていた事です。
発覚したのは3月1日の昼、午後から営業会議があるものの当然彼は会議になんて出ている暇などありません。
13時にすぐ先方へ行かせ準備期間が余りにも無いことをお詫びし、なんとか3月3日までに終わらせられるようにデータを揃えてもらえないか頼み込んでくるよう指示。
4日(土)5日(日)は先方が休みの為、向こうだって3日金曜日までに終わらせないとならないわけです。
相手に大迷惑をかけ、わりと大切な部署の会議も大幅遅刻。
大急ぎで対応してもらえたので、なんとか原稿は期限内に送ってもらう事が出来たものの、2月末の彼のあの余裕を思い出すと誰も擁護してくれる人などいるわけがないのです。
こうして月末月初に大騒動を巻き起こし、少しはしょんぼりするのかと思いきや、なんと彼は
3月に1週間、有給でお休みを下さい!!
有給を取得する権利はもちろんあります。
しかし、これまでの状況などを考えると。。。
うーん、さすがにみんな快く「乗り鉄の旅」へ
送り出す気持ちにはなれないものだ笑
もちろん誰もその事は直接彼に言ったりはしませんけど、誰も何も言わないということは、
怒られているうちが華という新人のチャンスタイムはもう終了という事になるのかな。
新卒君すでに3月、もうあと1ヶ月で新卒君ではなくなるけどどうするんだ!?
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