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黄昏通信 Vol.31

春の匂いを体で感じては
本能なのか好きなだけなのか
この季節の始まりには
少し心の高鳴りを感じる事を
抑えきれない
隠し切れない
そんな季節の始まりは
僕の感情にそっと触れては
始まりの合図と囁いては
背中を押される・・・

別に何もしないけど

いつもの事

僕は・・・ただ感じていたいだけ

すっかり夜も更けて
空の星さえも瞬きも一休み

ベットの中で吐息が聞こえそうな
静まり返った深夜のひと時
いかがお過ごしでしょうか

こんばんは、ろどです。

まだ寒いけど
一雨ごとに寒さの力が弱まって
本当は冬の背中に隠れてる春が
そっと季節訪れを教えているかのよう

もう3月
卒業の季節
別れの季節
節目の季節
貴女の季節

すこし寂しさを感じて
ちょっと空を見ては
知らぬ町に過ごす
生活と時間と空間にさえ
ジェラシーなんて
何言ってるんだろう

旅に出たいな
知らない町

懐かしくもあって
そこに暖かさと
温もりのベットに
包まれながら歩き食べ
そして・・・泣く
あぁ来て良かったと

外国?ううん

好きな外国は有るし
いつかは行ってみたいけど
いまはいい・・・

TVに映る世界は
ありふれた畦道

行ったこともない
知ってる景色の空

そこには時間が流れ
人が生き感じ合い
知らぬ思い出と歴史が
綴られている

知らない街に
行ってみたい

何処かのフレーズ

僕の僕の
いとしの場所へ

蒼い空は遥か
少しの雲は
薄く白の螺旋
小高い丘から
有るがままを眺める

目を瞑れば
風の囁きが聞こえ
頬を伝う貴女は
僕を包み込む

青い海には潮騒が
きっと幾重の波が
思いの数だけ絡まって
僕に何かを伝えるでしょう

何気ない道には
タンポポの花
知ってか知らずか
笑顔の標
きっと良いこと有りそうだ

そんな世界が
僕の目の中に
飛び込んでくる

どこにでも有る
なんでもない事

知らない街は
きっとそこに

目的も
行き先も
背負った何かも
きっとそこは

貴女の腕の中

ちょっと、そんな風に思いに浸る時間が好きなんです。人が聞いたら笑われそうだけどね。でも、僕は春の訪れが好き。そんな僕にする春の訪れが好き。

貴女の住む町は

素敵ですか?

僕の心もカンタービレ。黄昏通信。

#日記 #エッセイ #詩 #つぶやき #黄昏通信

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