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黄昏通信 Vol.37

また思いつきで書いてます。
書き終えてから、この行書いています。
あ・・・また中身が有りません
ゴメンネ

梅雨の止まぬ雨に
ちょっぴりブルーに
なりながら、
少し明けた窓から
すっと僕の中へと
入ってくる風が
この汗ばむ体と
熱る体温から
嫌な言葉たちを
そっと癒してくれる

こんばんは、ろどです。
僕の住む街は
6月の名前に負けじと
日曜の日を雨に変えて
夏のほのめかす様な
汗ばむ気温。

少し寝辛い夜かな。

そんな日もあるさ。

この週末の土曜は、近くの学校で行われてる少年達のサッカーの試合を眺めてました。大会って訳じゃなくて、近くのチームとの練習試合。
この日は天気も良くて照らす太陽の行方を気にしながら自転車を走らす。

そこは綺麗だったんだ。

照らす太陽は日差しで微笑み、走り回る少年達はボールを追いかけ、聞こえる声援は校舎に木霊する。。。

あのね僕は・・・木を見てた。

大きな枝が生い茂る桜の木は、春の面影も無く緑の葉っぱを幾重にも重なり、広く広げた枝は、木陰で座る僕への日差しを覆い隠す。

知らなかった校庭は、薄汚れたコンクリートの街には似合わない程の木々に囲まれて、静かな静かな森の中だった。
桜・・・銀杏・・・楠・・・木に囲まれた場所、校舎の裏には背の高い木々が重なり合ってる欅かな。

僕は桜の木の木陰で一人座り、たまに頬を過ぎる風に暑さを忘れて、ちょっとスローテンポなヴァイオリンの音が流れてきそうな感覚に酔いしれてた。

風がね・・・気持よかった

風が揺らす葉はせわしくなく枝を揺らし、現れては消える木漏れ日に眩しさを感じながら、遠く遠く遥か向こうに木を見てた。
大木の頂の枝達は風を受けるたびに、ゆっくりゆっくりと右や左に揺れて、まるで枝と言う名の腕を天高く振っているようで、僕に向かって振ってるようで、何か話しているようで・・・

そんな時間が好きだった。

大木が天を指し、超える雲の流れは風任せ、照らす太陽は眩しさと暖かさに満ちては、僕を通り過ぎる風は気まぐれ模様。

そんな僕って、たぶん恐らくきっと、、変わり者。

別にいいさ、このままで生きてきたし、これからも変わらないと思うし、変えようとも思わない。

周りのママさん達は子供のプレーに一喜一憂して、ベンチの応援より大きな声で歓喜を轟かせるのも素敵だけど、子供達の向こうの木々たちが揺れながら見守る言葉で語る姿は、それは、それで、素敵かな。そんな僕が変わり者。

また、逢えるかな。黄昏通信。

#日記 #エッセイ #詩 #つぶやき #黄昏通信

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