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経済学入門 ミクロ編③

こんにちは。

ほんま暑いけどこの暑さにも負けない熱さで頑張っていこうという今日この頃です。

ということでまた続きの方を書いていこうかなと。


ほな書いてきやす・・・





■価格統制

・価格を低く抑えようとするときに使われるのが、上限価格規制と言います。代表的な例として家賃の上限を定める家賃規制があります。

逆に下限値を決め、それより安く売るのを禁止するのが下限価格規制と言います。

この価格統制の問題点として、困っている人とそうでない人を区別しないということも挙げられます。つまり、切実に困っている人だけではなく、裕福な人も同じ効果を受けることが問題点になります。



■価格弾力性

・例えばタバコの税金が上がると、需要量にどう影響するでしょうか。この影響量を経済学の世界で「弾力性」と言います。

この弾力性が大きいと変化が大きく、弾力性が小さいと変化も小さくなります。

ちなみにタバコの弾力性は低いです。なぜなら中毒性があるから。値段が上がろうが吸いたい人は吸いたいのです。だからタバコの値段の6割は税金というかなり高い税率が適用されているのです。




■労働市場

・労働市場を理解するには鍵として需要と供給を理解する必要があります。


労働における需要とは、賃金と雇用側が求める労働力の数量との関係性です。賃金が上がると、求人の数は少なくなります。

労働の需要は短期的に非弾力的で長期的に弾力的になります。

この意味としては一旦雇った人間はそう簡単に手放すことができないから。ただ長期的に見ると生産プロセスを見直し、大規模な削減を行うことがあります。


次に、労働における供給とは賃金と労働の供給量との関係性を言います。賃金が上がれば労働の供給量は増えます。

労働の供給はフルタイムで非弾力的、パートタイムで弾力的です。

この意味としては賃金が10%上がっても労働時間が10時間増えることはないです。これは多くのフルタイム労働者は労働時間を自由に決めることができないからになります。
一方、パートタイム労働者については労働の供給はより弾力的になります。賃金が10%アップすれば労働時間は10%以上増えることがほとんどになります。自分に置き換えたらわかりやすいと思いますが、時給上がったら普通にもっと働きたいってなりますよね。


最後に労働市場が抱える4つの問題点についてです。

①最低賃金 ②労働組合 ③差別 ④福利厚生




■資本市場

・利子とは資本市場における価格を意味します。

また、一般的に投資と言い一括りにされていますが、二種類の投資があると言われています。

金融投資:株や債権を買うこと。

こちらは金融資本の供給者です。

物的投資:機械や工場を買うこと。

こちらは金融資本の需要者になります。


企業の資金調達方法は大きく分けて3つあります。

①内部留保の活用 ②銀行と融資と債権の発行 ③株式の発行

基本的にはこれだけです。最近はクラウドファンディングなどもありますが、一般的にはこの3つのみになります。




■個人投資

・資産運用を考える時には、リスク・流動性・税金の3つを考えます。

多くの人が犯してしまう最大の間違いはリスクを避けすぎることです。特に人生の早い時期に十分なリスクを取らないと、老後の資金を作る上で大きく出遅れてしまうことになります。

安全を重視する上で定期預金や債権に留まってしまう人も多いですが、もう少し増やすことに目を向けた方がいいかもしれません。





今日はこの辺で、次回がこのシリーズの最終回になります。

是非お楽しみに✌️


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