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【ドアノブ】_069 やる気が出ない。動きたくない。

養ってください、ドアノブです。

最近ストレスが多いときの行動が増えています。そんな負担になることは何もしていないのになぁ。

季節も春に向かい風が吹いて綺麗な葉桜ですね。

気温も低すぎず高すぎず、過ごしやすい陽気が続いています。雨もちらほら降っておりあまり天気がいいとはいえませんが、私はとても好きな季節です。

私の移動手段は自転車。なのに、今は自転車が壊れていてもう何十年も経ってる自転車なので、新調しようと修理はせずに放置中。

だから、運動することも減って、体重が増加。体重増加により身体を動かしたくない。何もが面倒なので動きたくない。の負のループに入っているように思います。

それ以外の要因もありそうな気がするのですけれども、差しあたって気になる部分はなく、常に寝ていたい、とか、動きたくない、外に出たくない感じが続いています。

かといって、動けないかと言えば、動けるし、何かをしようと決めれば行動できるし、身体が鉛のように思いというのもない。何か新しい何かを始めたわけでもなく、理由が自分でもよくわかりません。

少し体重でも落としますか、と思います。そうすれば、動かしやすい体になってくれるかなと。

精神疾患の厄介な所は気持ちが乗らないのか、行動が出来ないのか、したくないのか、体調が悪いのか、精神が参っているのか、ただのさぼりみたいなものなのかの線引きが非常に難しい。

自分で判断は出来ないし、医師と相談するにしても自分の言葉の選び方でさぼりにもなるし、症状にもなる。

そのあたりも自分との闘いのような気がする。

症状を甘えとして捉えて自分を追い詰める人もいれば、怠慢なのに症状と捉える人もいるのではないだろうか?

その葛藤は自分では答えは出しにくいし、その病院を含む支援機関への自らの話す伝え方よって支援側の助言や、援助も変わってくる。

そこが非常にシビアで難しい課題だと考えている。

私は今年は去年よりも進歩しているところもあれば、退化してるところもある。一長一短なのだろう。

今月はカラフル金沢へも足が遠のいている。週の半分行けるか行けないか。

読みたい本がまだまだたくさんある。

学びたい知識がまだまだたくさんある。

働「け」ないが、自立する何か道筋がないだろうか。

でも、もうすべて投げ出して諦めたい自分もいる。

あぁ、部屋をもっと片づけたい。
あぁ、しまったままの音響システムを設置したい。
あぁ、食欲が止まらない。(先週85㎏になってダイエットを決意)
あぁ、自転車が使えない。
あぁ、顔を出したいところへ出しに行く気力がない。
あぁ、今年も齢を重ねていっている。
あぁ、あと何回泣き言をいうのだろう。

ちゃんと出来ている事もある。

・洗濯はちゃんとしてる。
・先週は毛布も洗った。
・父とも毎月一回お酒の席を作ってもらっている。
・帽子の衣替えも終えた。
・自転車を乗らなくなって、太ったので、最近歩く量を増やした。
・ちゃんとみんなに構って貰えてる。
・日用品の買い出しも出来た。
・月一のお手伝いも今の所行けている。

そうか。今の所は衣食住は揃ってる。それでいいじゃないか。

それでも私は為すことをこなしているだろうか、私は何をするのがいいのだろうか、何が私には出来るのだろうか、私は生きていていいのだろうかと考えてしまいます。

最近読んだ本の一説にこのように書かれていた。

「水は舟を載せ又舟を覆す」

水は舟を浮かべるが、転覆させることもできる。同じものが役にも立てば害にもなること。

ここでは王朝が舟で民が水と表現されていて、仁徳をもって世を安寧に治めていれば、王朝も民から慕われるが、悪徳をもって世を貧させ混乱を招けば、王朝も崩れる。という意味合いで話されている。

荀子という中国古典からの引用ですが。これは体調や気力を舟として精神や体力を水と考えると、何とも納得がいく話である。そして逆も然り。

これが紀元前300年の人が言い伝え1400年前の貞観政要でも引用されて現代の私がこんな状態とは何とも言えない気持ちになります。