見出し画像

【モンキ】おぼえ書き_135  双極性障害と生きていく その22

みなさんどうも。「モンキ」です。
私の勤めている会社では、年度の切り替わりで勤務地の変更を伴う人事異動が行われます。
この時期はどうしても気分が不安定になります。
私は双極性障害という特性を持っているため、環境の変化には大変弱いです。
というか、環境が変化すると頑張りすぎてしまって躁状態となり、その後うつ状態が待っているというジェットコースター状態に陥りやすいです。
もちろん会社にはそのことは説明し、異動がないようにお願いしているのですが、こればかりはわかりません。
今回は、新年度スタートについて書いていきます。

早速ですが人事異動の結果は、内務職員2名が入れ替わり、外務職員は変更なしとなりました。
私は外務職員なので、ほぼ変わらない状態で新年度を迎えることが出来ました。
一安心です。

だからというわけでもないのですが、私は新しいエリアでの業務に挑戦することとなりました。
メンバーの変更がないため、新業務に就かせるにはいい時期だと会社が判断したのでしょう。
私も異論はありませんでした。
そろそろ業務の幅を広げてはどうかと考えていたのです。

ただ、当然のことながら不安はありました。
新しいエリアでの業務は以前にもチャレンジしたことがあるのですが、ものの見事に失敗しているのです。
そのことは、「双極性障害と生きていく その17」に書いてあるので、良かったらお読みください。

同じことを繰り返さないように、上司と面談しました。
とにかく無理はしないこと。
ダメだと思ったらすぐに一旦停止すること。
停止した場合でも罪悪感を持つ必要はないということ。
焦らずゆっくりやろうということを確認しました。

そして新しいエリアでの業務がスタート。
焦らずゆっくりと時間をかけて取り組みました。
首尾は上々。
問題なく時間内に終えることが出来ました。

そんなゆっくりした業務を何日か繰り返し、緊張感も取れてきた頃、おかしなことにざわざわと心が落ち着かなくなっていきました。
何も問題はないはず。
ちゃんと出来ている。
どうしてこんなに不安なんだろう。

色々と考えてみたのですが、私の仕事が他社員に比べて一番遅いというのが原因なのではないだろうかと思い至りました。
私が仕事を終えるときには、他の社員はすでに自分の仕事を終えている。
どうやらそれが苦痛らしいのです。

頭ではわかっているのです。
新しいエリアでの業務を始めたばかり。
今は早く終わることより、時間をかけても丁寧に仕事をすることを優先する時期。

ですが、心では納得できていない。
つまらないプライドがあるのでしょうね。
どうしても他人と比べてしまう。
いつまでこんな感情にとらわれているのでしょうか。
自分のことに集中すればいいのに。
でも情けないことに、他人と比べて劣っていないと思うことが、私にとっては大きな問題らしいのです。

これはきっと、仕事のことだけではないのだろうと思います。
例えば好きな小説やマンガのこと。
最近のマイブームであるウイスキーのこと。
どれも人より知識量が劣っていると思われたくない。

なんなのでしょう。
他人に対してマウントでも取りたいのでしょうか。
そうじゃないだろうに。
本当は一緒に楽しみたいのだろうに。

そして今日も、うつうつとした気分を引きずりながら仕事に行っています。
新しいエリアどころか、今まで行っていたエリアでの作業能率も落ちてきました。
自信喪失というのか、投げやりというのか。

どこかで切り替えないといけない。
どうしたらいいのだろう。

よく頑張ってると。
新しい仕事をよくやってると。
自分で自分をしっかり褒めないと。
自分で自分のことを認められるようになれば、他の人のことは気にならなくなるはず。

そして自分の好きなことを楽しもう。
何かやることを無理やり探すのではなく、本当に自分が興味があることを。素直にしたいと思えることを。
たとえそれが、太陽の下でだらだらと寝転がって、ビールでも飲みながら一日過ごすのだっていいじゃないですか(笑)。
気分が晴れやかな新年度をスタートさせたいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、今後の方針について書こうと思います。

現在の状態:重いうつ状態 久しぶりに希死念慮がわいてきている