見出し画像

美容室2.0 アフターコロナに美容師の必要なスキル①・・・・・・ITスキル

美容業界もコロナの影響を大きく受けました。3月・4月の売上は、前年比20%〜39%減が30%、40%〜59%減が43%(美容業界誌「ネクストリーダー」サロン経営者4,232名調べより)となっています。

しかしすでにWITHコロナの時期に行動を開始し結果を出している美容師さんもたくさんいます。

美容師がアフターコロナで勝つために必要なスキルについて、書いてみたいと思います。

目次---------------------------------------------------

1)コロナの影響で美容業界でも一気に進んだIT化

2)美容師もITスキルがなぜ必要なのか

3)美容師の働き方改革、美容室の生産性向上に直結

4)まとめ

---------------------------------------------------

1)美容業界で一気に進んだIT化

画像4

美容業界の当社でもコロナの影響のプラスの面として一気にIT化が進みました。

・社員のWEBミーティング、社外の方とWEBミーティング
・練習会での動画活用
・集客でSNS活用
・既存のお客様への連絡ツール

そして、社内コミュニケーションツールとしては、あらたに「マイクロソフト・チームス」の導入をしました。
美容業界では、あまり馴染みがないと思いますが、変化に機敏な大手企業、特にIT系企業では、チームスが標準らしいです。

レベルが高すぎて、自分も最初は全くわからず、使いこなせませんでした。
(自分が悪いのですが、あまりにわからずシステム担当に質問ばかりしていました)

しょうがないので、LINE感覚で「チャット」機能を使うところから使い始めました。まずそこからで十分だと思います。
「習うより、慣れろ」が、まさにその通りで、使い慣れてくると非常に便利です。

画像2

2)美容師もITスキルがなぜ必要なのか


ITスキル・PCスキルは、一般の業種、特に営業職、事務職では当然身につけなければいけない、また向上させ続けなければいけないスキルです。
「コロナで働かないおじさんがばれた」が話題になりましたが、ついていけない人は、会社で足手纏いになり仕事がなくなります。

また、美容師でも絶対に必要なスキルだと考えています。
コロナで緊急事態宣言中、都市部のサロンではSNSでフォロワー(ファン)を1000人以上急増させた美容師さんがたくさんいました。
その美容師さんは緊急事態宣言明け、お客様が一気にきて最高売上を出しています。

何でもスマホで探す時代、SNSでシェアされる時代です。
値引きで反応するお客様ではなく、感性を重要視するお客様を新規集客するためには、インスタやブログでの発信で、センスが求められます。

ITスキルに加え、写真や動画の編集をするスキルが高い、AFTERでは絶対勝てるでしょう。
(実際自分たちも、飲食店を探す時、写真を重要視しています)



美容師さんからは、いや、でも・・・苦手だから・・・私には必要ないから・・・と反論があるのもわかります。

画像6

そこで、映写技師の話を聞いて下さい。

映写技師というのは昔映画がフィルムの頃に、映画館で映像を映し出す専門職でした。
当時、特殊な知識と技術が必要、火災の危険もあり、なんと、国家資格でした。
1950年代までは花形の仕事で、一般的な仕事よりよっぽど高級取りでした。

しかし、2000年頃には全てオートメーション化され、映写室は無人です。
国家資格だった映写技師という仕事はなくなってしまいました。
代わりに必要なのは、映像機械の操作スキル(軽作業)と、プラス、宣伝(広告)の知識とその編集スキルです。

美容師の仕事は当分の間、なくならないと思いますが、このコロナで社会が大きく変化する中、時代についていけるかで、成果に大きな差が出ることは間違いありません。

画像7

3)美容師の働き方改革、美容室の生産性向上に直結

また、IT導入は、美容師の仕事の業務の効率化やタイムアップにもつながるはずです。

自社でも前述のように、よくわからないながら、みんなが疑心暗鬼で「マイクロソフト チームス」を使い始めました。(コロナの環境変化という後押しがあったからできました)

しかし数週間もすると、社内コミュニケーションが一気に活発になりました。

・全員とチャットで直接つながれ、即連絡・相談できる
・店舗をまたいでのWEBミーティングがすぐできる、移動しなくて済む
・スタッフの出勤や予定がわかる
・社内のPOPや販促物など共有でき、さらに検索できる
・LINEでの公私混同が避けられる


顔を合わせてのコミュニケーションは重要です。しかし、ITツールを使った方が便利なもののたくさんあります。それは美容師の働き方改革にもつながり、生産性向上にもつながります。

画像5

4)まとめ

チャンスとして美容室はまだまだ生産性改善の余地があり、今回のコロナが、いいきっかけになると良いと思います。

今現在、激変している状況で、「即対応、即行動できる美容室・美容師」と、「そうでない美容室・美容師」とでは、取り返せないほどのかなり大きな差が出てしまいそうです。

---------------------------------------------------

<自社の取り組み、すみませんが・・告知です(╹◡╹)>

●アフターコロナに向けチャレンジする美容師・美容室オーナー向け、【無料】オンラインセミナー開催しています

画像3

●フジテレビ 日曜報道ザ・プライムさんに紹介されました

画像4


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?