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アキレス腱の痛みに対するケア&トレーニング

慢性的な怪我であるアキレス腱障害は、軽いものなら練習後に現れる違和感のみですが、重症化するにつれて練習中も痛くなり、走ることも困難になってしまいます。実際に練習でランニング量が増えてきてアキレス腱痛いなぁ、、と思いながら練習しているあなた、この記事は要チェックですよ!!

(本記事で扱うのは「アキレス腱障害」に対するコンディショニングで、以降、「アキレス腱の痛み」として表現します)

今回の記事は、アキレス腱の痛みが比較的軽症のもの(練習は参加できるレベル)を想定した内容になっており、改善するためにチェックすべきポイントと、その改善方法についてまとめていきます!

慢性的にアキレス腱が痛い、練習量が増えてくるといっつも痛みが出てくる、そんな悩みで困っているなら是非最後まで目を通してくださいね!

痛みが軽度であればセルフケアで改善することも多いですよ(^^)

腱障害のマネジメントについては別の記事にも詳しくまとめています。現場で選手に接するトレーナーや理学療法士の方などは、評価・リコンディショニングからトレーニングまで病態に触れつつ詳しく解説しておりますので、ぜひそちらをご覧ください。


チェックポイント

まずは、アキレス腱を痛める原因として、環境の変化がなかったか振り返ってみましょう!

・急激なトレーニングの増加
・疲労の蓄積
・サーフェス(コンクリートでの走行量が増えた、など)の問題
・冬の寒さ

このような環境変化はアキレス腱の痛みに繋がりやすいことが言われています。※1、2

心当たりがある場合、トレーニング負荷のコントロールや、サーフェスに対応するシューズ、インソールを選択するなどの工夫によってアキレス腱への痛みを減らすことが必要になります。特に現場で選手に接していて思うのは、靴が・・・ということが多いですね。。

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(このように大きく外側に傾いている靴を履き続けている選手はアキレス腱の痛みがでてきても全然不思議じゃないですよ!!)

次に、動きの問題を動画で解説します。下記の項目について自分の動きをチェックしてみてください!!

(自分の動きも動画や写真で確認してみてくださいね)

・ヒールレイズ(踵上げ)中の踵の向き(内側を向いていないか)
・スクワットでの膝とつま先の向き
 (つま先が外、膝が内に向いていないか)


足首のセルフケア

ここからは、動画でお示しした動きの特徴を改善していくようなコンディショニング方法をお伝えしますね(^^)

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