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認知症とご家族と支え方について

皆さんこんにちは~♪最近認知症の介護家族への支援のことについての勉強会に参加してきたようちゃんです。ZOOMは便利ですね。遠く離れていても勉強会に参加できるので。結構楽しいですし。

さて、今回のテーマは「認知症のご家族を支えている介助者の支援」についてのお話です。

認知症自体はテーマとしてよく上がると思います。だたし、それを支援されているご家族にスポットが当たる機会はかなり少ないと思います。

多くの方は認知症になられた方の人生を共に歩んできており、その時の思い出が認知症になってしまったご家族の現実を受け入れられないこともあったりするのです。

そんな方を我々支援者はどうしていけばいいかという勉強会でした。ものすごく勉強になりました。あと、めっちゃ面白かったです。

さて、そんな勉強会でしたが、認知症の介助者の悩みを解決する、一番効果的な方法がありました。

それは

家族会などに参加する


というものでした。

ようは餅は餅屋、ではないですが、体験してきた方、もしくは現在体験中の方のお話を皆さんで集まってお互いに聞きあったりする会です。当たり前ですが、参加されている皆さんが「経験者」です。これはすごく心強いですし、また、「一人ではない」ということを認識できるきっかけになると思われます。

このことはなにも「認知症家族の会」だけの話ではなく、例えば、うちの父は全盲になりましたが、そのきっかけとなった病気が「ベーチェット病」でした。

その「ベーチェット病」に関しても「ベーチェット病友の会」なるものがあり、父もそこに参加することで病気を認識し、自分の中で消化していったのでした。

気を付けなければいけないのは、ようちゃんのような支援者の方が、

「その方の気持ちがわかる。我々はプロなのだから」


と思い込むことはようちゃん的にはどうかと思うのです。

正直、理学療法士として働いているようちゃんですが、利用者さんとか患者さんの気持ちが

「全くと言っていいほどわかりません」


それは、その方自身ではないからです。また、障害を持たれている本人からも、

「障害を持っていないのに分かった気になられるのは腹が立つ」


という気持ちも少なからず出てくると思います。そんな時こそ、家族会などを紹介してみると比較的受け入れやすいのかもしれません。


あくまでも支援者はプロの立場から、寄り添う形で支援していくスタイルがいいとようちゃんは思います。いろんな選択肢をあげて、

「さぁ、どれがいいですか?またはほかの方法でもいいですよ」

と伝えたり、

「あなたは何がしたいですか?」

と聞くのもいいかもしれません。

また、その際に障害を持たれている本人だけでなく、ご家族にも何をしたいか聞きましょう。これがポイントです。

認知症などを介護されている方は精神的にストレスを抱えている方が多いです。その方が本来ならばしたかったことを、できる時間を作ることも長い介護生活を送る上でストレスを減らす重要なことだと思います。


ということで、是非、認知症があるご本人だけでなく、ご家族の体や介護の苦労などをねぎらってくださいm(__)m

また、家族だからと言って、支えなければならないということもないので注意してくださいね。例えば家族のきずなが破綻しているところだと、介護がなかなかうまくいかないと思います。その時は公的サービスを遠慮なく使っていきましょう。

「家族が家族の面倒を最後まで見なければならない」

という時代は終わりを迎えつつあると思います。


結論:あ、またパンツ履き忘れた(byようちゃん)

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