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小規模店舗や個人店の強みを活かしてますか?

あなたのお店の強みって何ですか?
小規模・個人店には、大手にはない強みがあります。
しかも、その強みは、大手にはマネできない強みです。

チェーン店や大型店舗にはない、小規模店舗や個人店ならではの強みって具体的になんでしょう?

こんにちは。
店舗集客マーケターの大久保亮おおくぼまことです。


一般的に経営の三大要素として、ヒト・モノ・カネと言われています。
正直、この点については、大手には太刀打ちできませんよね。

でも逆に、大手ならではの弱点があります。
その弱点は、そのまま小規模・個人店の強みになることばかりです。

具体的にはこういう部分です。

スピード感

これは詳しく説明しなくても想像がつくと思います。

小規模・個人店の場合、小回りが利くのが最大の強みです。
来週から、明日から、今夜から・・・という軌道修正がすぐに出来てしまうのは、大手にはマネすることが出来ない部分です。

規模にもよりますが、大手だと何か新たなことを始めるのに、どんなに早くても一か月、たいてい三か月以上かかります。
クリスマスや年末年始などのイベントに関しては、半年前から準備を始めていたりします。

ですが、小規模・個人店なら、本気で取り組めば半月くらいでイベント時期の対策も出来てしまうでしょう。

この強み、ちゃんと認識して活かせてますか?

時代の変化が速いと言われる近年、このスピード感を活かせる小規模・個人店というのは、まさに時代に合ったビジネススケールだと言えます。

店内のポップひとつにしても、大手ではこれをこの位置に置いてください。
と具体的に指示をしてきます。
ですが、小規模・個人店の場合は、どの商品・サービスのポップを書くかに始まって、ポップによる売れ行きから、ポップを書き直したり、違う商品・サービスに変更するのはいつでも出来ることです。

少し脱線しますが、利益を増やすために一番有効な手法は、客単価を上げることです。
客単価を上げるために、店内のポップを作ることをオススメしてますが、このポップひとつでも、売れ行きを見ながら随時内容を変えていけます。

短い周期でテストを繰り返すことで、ポップを見たお客様からの反応の良し悪しを確認することができます。
こういったことが出来るのが、小規模・個人店ならではの最強の強みといえるでしょう。

ですが、僕が知る限りでは、このスピード感を上手く活かせていないお店が多いのも事実・・・
実にモッタイナイです。

繋がり

これはお客様とお店の繋がりのことです。
小規模・個人店の場合、お店の従業員数が1人だったり、いても3~4人だったりするので、お客様から見ると従業員の顔を覚えやすくなります。

インターネットとスマホの普及により、SNS利用者が増えました。
SNSを利用する人の目的は様々ですが、その根底には誰かと繋がっていたいという潜在的な願望があると言われています。

大手の店舗というのは、ほとんどの場合マニュアルでガチガチに固まった対応をすることが基本です。
そのため、個人の裁量というのは、ごくわずかしかありません。

それに対し、小規模・個人店というのは、ある程度の基本はあるにしても、個人に託されてる裁量や自由度がけっこうあるのではないでしょうか。

人との接触を避ける、控えることが推奨される今のような状況だと、これまで以上に人との繋がりが価値になります。

では、人との繋がりって何をすればいいの?
という話になりますが、そんなに難しいことではありません。

例えば、お店の外でお客様の顔を見かけたら、笑顔で挨拶したりするだけでもいいでしょう。そのとき、もし状況が許されるのであれば二言三言、お店のこととは関係のない話をできると良いですね^^

そして、お客様の顔と名前が一致しているのであれば、ちゃんと名前を呼ぶようにしましょう。

「あ!こんにちは~」
「あ!〇〇さん、こんにちは~」

この二つを比べてみてどうです?
もし、あなたが道端で声を掛けられたと想定したら、印象違いませんか?
人は“自分”を認識してもらえると、ちょっと嬉しかったりするものです。

こういった、ちょっとした無駄話や立ち話が、人と人のつながりを少しずつ強くしていってくれます。

この繋がりが強くなればなるほど、そのお客様はあなたのお店に通い続けてくれるようになるでしょう。
ある意味、最強の再来店対策だと言えます。

まとめ

大手ではマネできない小規模・個人店の強みについて書いてみました。

ここでは2つの強みだけを取り上げましたが、この2つだけでもしっかり実践したら、三か月~半年後にはお店の状況は大きく変わってくるでしょう。

というのは、無理なく自然に再来店対策ができるようになったり、客単価を上げられるようになるとお店に残せる利益が増えます。

弱者が勝てる戦略。
これを戦争用語でランチェスター戦略と言います。

強みを最大限活かして、勝てる部分で確実に勝利を収める。
こうすることで、規模は小さくても強いお店になることができます。

強いお店とは、お客様に親しまれ必要とされるお店です。

強みを活かして、勝てる部分でしっかり勝利を収めていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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