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いつもの行動パターンを壊す

今日は1日在宅勤務だった。「したかった」というより「せざるを得なかった」という表現が正しい。在宅ができるように色々と整えてみたものの、やはり会社に行ったほうが色々と便利なことが多いので、ここ数ヶ月は出社して仕事をすることばかりであった。そもそも研究開発という仕事柄、やはり会社に行かねばできないことも多い。

しかし、今日のように半ば強制的に在宅になると、やはり「何をやろうか」と考える。基本的には事務仕事になるのだが、今まで出来ていなかったデータ整理や外部へ連絡を取ってみる時間など、もしかしたら会社にいたら1日で終わっていなかったかもしれないことが、今日中に片付いた。

会社にいると、やはりその場で起こっていることに立ち会うことになるし、それはそれで大事なのだが、どうしてもそっちに時間が掛かる(もう一度言うが、様々なことに立ち会うのは大切なことだ)。人とコミュニケーションを取る時間も必要だし、すべてが生産的ではないにしろ、仕事を円滑に進めるためのやり取りはそれなりにある。

在宅であれば、そういうものを一切遮断して、自分のやるべきことに集中できるという意味では、とても良いのだと思う。それでも減らしてもいいはずの事務作業に時間を取られるのであれば、本末転倒な気もするが。

働き方も多様であるべきだと思うが、ともすると、昨日までと同じでいいやと、知らないうちに前例主義に陥ってしまう。"せざるを得なかった"在宅勤務であったが、そういうときにこそ何か感じることがある。在宅勤務に限らず、「こうしなくてはいけなかった」ということが、いつもの行動パターンを壊し、新たな発想を与えてくれる源であると前向きに捉える必要があるなと、しみじみ思う。

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